アスリートにも多くみられるスポーツ障害、皮膚障害。

アスリートにも多くみられスポーツ障害、皮膚障害。

米国医科大のアスリートに対する皮膚障害についてのレポートを見かけた。 それによると水疱、人工グラウンドでの転倒による芝生焼けといわれる擦過傷、水虫、日光曝露、機械的ざ瘡の5つが最も多いとあった。 そして研究者は、アスリートがこれらの障害を認識していれば、予防措置を講じられると論じていた。

今では店頭でも多く見かけるようになった、数日間ずっと貼りっ放しにして使うパッド的なバンドエイドをご存知だと思うが、実は前職時代、まだそのような商品が日本で出回る以前、米国のある会社から日本での取り扱いの相談を受けた事がある。

ポリマーが専門の米国のその会社。人工皮膚や人工肛門の分野で既に実績があり、その商品の一部にそのような傷パッド的な物があった。 

スポーツの現場で日本より遥に多い、正しくは問題視されていたと言うべきか、擦過傷に対する処置やケアの重要性がアメリカの現場レベルでは浸透していた。 しかし日本ではすぐ医者で他人任せ。 膨大な英文の人工皮膚・人工肛門の資料を読んで勉強したが、意識すらない日本のスポーツ現場で、いくら正しい知識を持っていてもまるで役に立たない事を痛感した。

先述の研究者の先生が説明していた各皮膚障害に対する対処方法も、擦れないようにするとか清潔にするとか、ごく当たり前と言えば当たり前のもの。 その当たり前の物をしっかりやる事の大切さをデータをもとにまとめられていた。

ここ数日、愚痴のように粗悪なトレーニング施設、スポーツトレーナーについて書いたが、正しい情報が聞えやカッコの良い話しで相殺されてしまう現状に非常に苛立ちを感じる。 20年以上経っているのだから、少しは意識も進歩してもらいたいモノだ。