スポーツ障害を真剣に考えているのは子供。

スポーツ障害を真剣に考えているのは子供。

大げさではあるが、最近毎日のように求人の問い合わせがある。 雇って欲しいと。 別に何処へも求人募集は出していない。 昨日も女の子から電話があった。 前年ながら全員に会い、全員を雇う訳にはいかぬのだが、その真剣な気持ちには出来るだけ応えたい。

この数年どの町にも異常に我々のような民間療法院が増えた。 先日もあるコラムで治療の学校も生徒も倍増えて、開業率も以前と変わらずだから当然街に院が増えるのは当然。 本来であれば適度な競争は質の向上につながる筈なのだが、残念ながら実際は真逆。 どうやらその事実に気が付いた者が、小生のところへやって来るようだ。

では何故そのような状況になっているのだろうか? 答えは簡単。 患者自身が治すと言う事に真剣では無いからなのである。 振り返れば昔からそうであり、そのような状況を作ってしまったのも我々治す側なのである。

たとえば柔道整復で言う保険適応は急性症状、外傷である。 障害と言われる慢性症状はほけんで診てはいかんのだ。 だがほぼ全院と言っていいほど、そのルールを破っているのが実情。 面接にやって来る者全員が、平気でルールを破っている職場に不満を持ってやって来る。 当然小生の院では、慢性は保険では診れぬと言って患者を断る。 今週もひとり断った。

不正に保険で慰安で揉む院がある。 だから患者は保険で揉んでくれるのが当たり前だと思っている。 結果治すところより安いところを探し、選ぶようになってしまう。 ザ・悪循環。

最後に一言。 安いところでは無く治すところを探して欲しい。 大人より子供の方が自分の身銭切って無いせいか、よっぽどその事を良く分かっているのである。