スポーツ、運動誘発性喘息の子供患者に最も必要な事。

スポーツ、運動誘発性喘息の子供患者リハビリ

この時期多い患者の症状に、中々長く良くならない咳がある。 医療分野的には咳の事を咳嗽(がいそう)、長引く物を慢性咳嗽という。

実は医師の方でもこの咳嗽については、実際のところ正しく鑑別するのはなかなか難しいらしい。 当然ウチとて他人事では無い。 先日もプライマリケア医向けの研修資料をもとに、咳嗽についてスタッフへ勉強を。

例えば通常、風邪、感冒等、感染後咳嗽は自然軽快傾向があり8週間を超える事はまず無い。 それを超える場合、その他の原因を考えねばならない。 そこで慢性咳嗽の鑑別が必要。 レントゲンも異常無く、喫煙・薬等の誘因も無いとなれば尚更。 まぁコレ以上書いたらキリが無いが、大きく分けて痰が有るか無いかで分ける。 痰が絡むようであれば俗い言う副鼻腔炎等を疑う。それと一般には聞き慣れないかもしれないが後鼻漏、鼻水が後ろに流れ仰向き辛く、逆にうつぶせは楽。

痰が無い場合、ここで喘息。アトピー、アレルギーも原因。 血液、胸部レントゲンは勿論、気道過敏性や皮膚反応検査等を行って喘息判断をするのだが、これで分かっても結果繰り返すと言うのだから、そもそも見落とされている何かがある。

あともうひとつ、患者側の多くが知らない痰が無い場合の原因に、胃食道逆流性がある。まさかそんなのが?! と思うがコレでも咳は出る。 背中を丸めると咳が止まらなくなったりとか。

患者は果たして何科へ行ったら良いのやら?? 耳鼻科かもしれないし消化器科かもしれない。 その背中を押す事は我々にも出来る。まして相手が子供だとしたら更に多くの注意点、ポイントがある。  押して揉んでツボでボキッが治療では無いのだから。