骨盤底筋的なアレですね、骨盤臓器脱。

骨盤底筋的なアレですね、骨盤臓器脱。

年末だったかなぁ~、専門的に学んだ訳でも無いナンちゃってトレーナーがTVで骨盤底筋について話していた。 超軽いアドバイスで、聞いててモヤモヤっとした。

数年前から、特に中高年の女性向けに骨盤底筋トレーニングを勧める記事を見かける。 専門の学会がその有効性について述べた論文もあり、ちょっとしたトレーナーであっても相手が中高年女性とみると、「骨盤底筋トレーニングはした方が良いですよ!」と言う。 しかも実態感などまるで無い若い男性が、軽く。 あんな説得力無い言葉、よく"へぇ~"って言えるナ。

確かにやらないよりやった方が良い。 それはどんな運動でもなのだが。 問題はその結果の意義。 昨年末、海外の医療専門誌でオランダの医科大が調査した、軽度骨盤臓器脱患者対象トレーニングについての検討報告がされていた。

それによると軽症の骨盤臓器脱の女性患者に対し、理学療法士が個別に骨盤底筋力トレーニングを指導し対象群と比較した結果、主観的症状改善評価は4倍高かった。 これだけを見ると効果があった!となるのだが、問題は他。  患者の主観的では無く、臨床的意義のある関連は残念ながらあまり認められなかったそうだ。

問題を抱えているのであれば、トレーニングは当然やった方が良い。 だが指導する側は安易な受け売り情報で指導するべきでは無い。 正しいその効果・結果の意義を理解してからでなければならない。 

雑誌やセミナーで知識付いたと思ってる、勘違いナンちゃってトレーナーさんにくれぐれも出逢わぬように。