低炭水化物で高脂肪の食事療法、ケトン食。

低炭水化物で高脂肪の食事療法、ケトン食。

ダイエットでは様々な食事療法を耳にするが、医療・治療でも数多くの食事療法がある。糖尿病などは典型的だが、てんかん発作にも食事療法がある事をご存じか?

米国の俳優たちが好んで行って有名になったアトキンスダイエットという、脂肪摂取OKな低炭水化物ダイエットがあるのだが、てんかん発作に有効とされている低炭水化物・高脂肪なケトン食療法と言うのがある。 

残念ながら日本ではまだまだ普及していないのだが、欧米では難治性てんかんの治療法の一つとして確立している。 糖質や炭水化物を減らし脂肪を増やした事によって、脂肪が分解されケトン体が体内で作られ効果を発揮するとされている。 脂肪を沢山摂った方が良いと言う事自体、多くの者が頭に無いだろう。

実際は単純な問題では無く、非常に限定的かつ複雑であるため長期に利用できる人も少ない。 だが確実に効果もある。 この高脂肪食の効果は開始後数日から数週間後でみられ、効果は患者が食事に従っている限り持続するが、やめると便益もなくなる。 重篤な副作用はなく、体重増加があるどころか体重減少が最も多かったと言う報告もある。

知らない事を頭に入れる以前に、自分の知識をまず整理してからでなければ何も身に付かぬ。 今回の食事療法以外にも、特に医療と言うものはそういうものなのだから。