腰痛の注射についてちょっと

腰痛の注射についてちょっと

職業柄、痛くて辛くて「ブロック注射打ったんですぅ~」という患者に数多く出くわす。 それは仕方が無い。むしろそういうときの為に注射・薬があるのだから。 打つな飲むな!と言う方がナンセンス。

本人だってできれば打ちたくも飲みたくも無いだろう。 今日び何を打たれたのか飲まされているのか知りたくなるのは心情。 しかし飲み薬ならまだお薬手帳的なもので、なんだか多少素人でも理解できるが、事注射に至っては殆ど説明すらないだろう。

此処からほぼ素人の小生が書く話し。 腰痛で病院行って腰にブロック注射。一般的にはリドカインという薬。これは局所麻酔薬、麻酔ね。 麻酔は麻酔、神経を一時的に麻痺させ、痛みを感じなくするもの。知覚神経の以外にも運動神経を遮断する作用も。 打つと楽には多少ね。

あともうひとつ、デキサメタゾンという薬も。ステロイド系抗炎症薬。ヘルニアなど神経根障害を伴う腰痛に使う。 まぁでも患者は何を打ったかなんて聞かされていないから、此方としても予測で、麻痺させてるのか止めているのかを考えながら治療するしかない。特に何回も病院通って注射打ってる場合は難しい。

先日オーストラリアの大学でデキサメタゾンのプラセボ対照二重盲検比較試験を行った。 その結果、通常治療への追加により神経根障害を伴う腰痛患者の疼痛を短期的に改善することが明らかになったが、6週後では効果に有意差はみられなかったそうだ。

特にオチの無い話しで申し訳無いが、色々考えて我々民間療法も患者の立場になり治療せねばならないと、今回は言いたかったという事で。