椎椎間板ヘルニアの手術の効果。

椎椎間板ヘルニアの手術の効果。

昔から我々民間療法に取り組む者は、腰痛の患者に対して 「手術はしない方が良い、手術をしないで治そう!」 とよくいうが、果たしてそれは本当に良い判断なのだろうか。

手術をしたいとハナっから思っている者はいないだろうが、しない方が何に対してどのくらい良いのだろうかが不明瞭なアドバイスをし続けてきた。

米国の13の施設施設で、6週以上続く症候性腰椎神経根障害があり、画像診断で椎間板ヘルニアと確認された患者、観察・無作為化合計1,244例を8年間にわたり追跡調査をした結果、SF-36等、全ての主要評価項目で差が見られなかったそうだ。 (SF-36については日本語に翻訳されたサイトもあるので、興味がある方はそちらも参考にしてもらいたい。http://www.sf-36.jp/qol/sf36.html )

だからと言って手術が全くもって効果が無く、無意味な訳では無い。 坐骨神経痛症状などの患者の自己評価による改善など副次評価項目については、クロスオーバーが多かったにもかかわらず手術的治療の有効性があったと示唆された。

殆ど全ての患者が痛みを訴えてやってくる整形外科領域に於いて、長期間にわたり保存的治療に取り組ませるのならば、主訴によっては手術が第一選択になるとも考えねばならない。 常に決めつけず頭を柔らかく、多角的に。