マラソンやトレランより効果があるのは森林ウォーキング。

マラソンやトレランより効果があるのはトレッキング。

さてお盆で夏休真っ只中。 アウトドアスポーツに多くの人が無意識で接するこの季節、熱中症予防のような危険対策の知識も重要だが、もっと根本的にアウトドアスポーツに付いて理解をしてみて欲しい。

暫く前にある医師の先生のコラムを参考にさせて頂いて、気候療法に付いて書いた。 意外にも多くの患者がそのネタに興味を示してくれたので、丁度良い時期なので今回も触れてみたい。

気候療法は大きく分けて三つに、その保養地の海抜高度で分ける事が出来る。 まず一番低いところで言えば海洋性気候を利用したタラソテラピー。これについては以前詳しく書いた事がある。 アトピー、アレルギーに有効で、子供の喘息のキャンプも行われる。 以前は子供が集団キャンプのような形で実施していたそうだが、今は行っていない。 理想的な結果、効果が出なかったらしい。 恐らくそれは子供が親元から離れるという、心的負の要因が強く出たためだろうと。 しかし今は違う形で実施している。 今は子供が親と一緒に生活、合宿を行う形をとっている。その親の宿泊分も保険が適応されるのだと。 ドイツでの話しだが、流石!

次の高さで言うと海抜300~1000メートルの、なだらかな丘陵地帯で森林が多い地域、中山気候で行われる森林浴がある。 森林内を歩き、樹木から発散されるフィトンチッドで脱ストレス、リラックス作用。

で最も高いところだと、アスリートなどが行う高山気候で行われる高地トレーニング。 低酸素環境で酸素運搬能が高まっているため運動能力が向上するもの。

どれもそれぞれ効果があるのだが、問題は今の自分に合っているかどうか。

この元ネタコラムの先生が、毎年一度糖尿病の患者さんを連れて6キロ1時間、3キロ30分に分かれ、すたすた山歩きをするそうだ。 それによると6キロ組で血糖値が70ミリグラム、3キロ組で74ミリグラム減少することが確認出来ていると書いていた。 他の運動で比較例をあげると、22分半のトレッドミル歩行で24.5ミリグラム、10キロクロスカントリースキーレースで37.8ミリグラム減少が報告されているが、それより大きな効果である。

ガチなスポーツ、体が緊張する運動ではアドレナリンなどの血糖値を上げるホルモンが分泌されてしまう。 気持ちは満たされても身体にとってはまるで逆効果なんて事も。 早く、長くやればそれだけ効果が出るというモンじゃ無い。 30分程度の森林ウォーキングが一番効果的なこともあることをしっかり理解してもらいたい。

って事で、皆さん良い夏休みを。