女性の骨盤痛、軽く診てはいないか!?

女性の骨盤痛、軽く診てはいないか!?

さて、本日は女性編を少々。 あくまで軽く。

骨盤体操や骨盤ダイエット、街に様々な骨盤と言う文字が溢れているが、果たして我々治療家がどれだけ骨盤について理解しているのか?  骨や筋肉、その動きや役割を知って骨盤のすべてを理解した気になっているのではないか?!

骨盤に関わる兆候や疾患、産婦人科では出血関係と並んで非常に多い症状。 そのタイプを大きく分けても、下腹痛・腰痛のどちらか一つ以上を主訴としたタイプ、下腹痛だけを訴え他の疼痛を訴えなかったタイプ、腰痛だけを訴え他の疼痛を訴えなかったタイプがある。 軽い腹痛を月的なものだからと患者に言われて、そのまま鵜呑みで軽く診てはいないか?

発生様式からも骨盤痛は、急性、周期性、慢性に分ける。 それ以外にも発生機序、発生部位、発生臓器などを正しく分類し、はじめて治療にあたらねばならない。 

例えばその一例をあげるとすると、発生機序だけでも下腹部痛なら体性痛、内臓痛、関連痛、腰痛なら内臓性腰痛、血管性腰痛、神経性腰痛、脊椎性腰痛、心因性腰痛、をしっかり鑑別してこそ初めて "骨盤ならお任せ下さい" と言えるのである。

安易に骨盤調整、骨盤整体、骨盤専門などをうたうのは危険なのだから。 そんな事を肝に銘じながら今週も妊婦の治療にあたるとしよう。