アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナー

昨今、街に様々なスポーツのクラブチームが増え、それにともないトレーナーと呼ばれる職種の必要性も増えた。 小生もまだ学生だった30年ほど前、一時はトレーナーに憧れた時期もあり、このような時代が来た事は非常に喜ばしい。

しかし残念な事に、そのトレーナーのレベルについては些か問題がある。 学生トレーナーやボランティアトレーナーなら仕方が無いが、資格を持つようなご立派トレーナーが営む施設からの患者が一昨年あたりから多くやって来る。 それ当然痛みが治らないから。

スポーツ愛好家だからそういうところへ小生のところへ訪れるのだが、痛みの原因をスポーツの動きに決めてかかる傾向が。それじゃ病院で何でもかんでも柔軟性・可動域のせい、ストレッチして筋力つけてとまるで同じ。

ベタなところで例をあげれば、関節機能障害が原因でも動きをつけた方が良いケースと良くないケースがある。緩みを誘発するストレッチは禁忌になる。 骨格や歪みを診る整体やカイロの治療家でも、そこんところが正しく診れるかどうかで良い先生悪い先生となる。

痛みそのものだって侵害受容性、神経障害性によって医師が出す薬だって変わってくる。それを理解し医師の診断を考慮し。 動きの悪さの障害部位も上位ニューロン・下位ニューロン、神経筋接合部、筋の問題と様々。 麻痺と痺れの正しい知識、鑑別が必要となる。

症状が似ていても老人と子供では治し方では無く、診方がかわる。 例えば子供なら、スキャモンで有名な小学高学年から中学生時期のリンパの亢進時期なら、その増強要因を排除から優先する。 だからといって運動を休む事が排除にならない。 逆に静かな湖面に小石を投げるような事になってしまう。

書きあげたら止めど無くなるのでこの辺で止めるが、法律では診察や診断、治療は医師がやるものだから、それ以外の者が診察診断を学ぶ事自体が難しい。 自分では診断や治療をしている気になっているが、気が付けば検査で分けてるだけの単なる訓練士。知識と資格で自信満々ナ。

痛みがあるなら、痛みを治すなら治す勉強をしなければならない。 外傷なら柔整師のように固定安静でも良いが、運動障害で発生した痛みなら治す勉強は必至なのだ。 動きを改善したら痛みも自然と取れるなど、安易以外の何物でも無い。

勉強をするところが無いからこそ、死ぬ気で真剣な勉強が必要。金払って学校行って外国行ってどこまでも受け身なお勉強では永遠に辿りはつけぬ。 患者の方が数倍真剣なのだから。 まぁ患者目線で簡単に言えば "体質改善" などと言う、ユルやわなキャッチ使ってるトレーナーズルームには魅かれてはならないと言う事だ。

ちと今日は長々熱く語ってみた。