プールで歩いて膝痛めて...

プールで歩いて膝痛めて...

都心のど真ん中、東京・大手町のオフィス街で進めている再開発事業で、大手ゼネコン三菱地所が温泉の掘削に成功したと発表した。 ホテル棟には外国人観光客を意識した和風旅館が、ビジネス棟には温泉付きフィットネスクラブも出来るらしい。

深さ1500メートルの掘削作業で湧出したそうであり、泉質も含ヨウ素・ナトリウム・塩化物強塩温泉で、治療用に利用できるとされる療養泉に分類されるそうだ。 色んな意味で面白く、ヨカッタ。

経済・ビジネスの中心地でも温泉が出るくらい、日本は他に類を見ないくらい天然温泉に恵まれており、大変身近にあるにもかかわらず、その詳しい利用の仕方に関しては非常に無関心。 呼吸器系、子供が最近喘息ひどくて、ロードを含んだオゾンで泉質はナトリウム泉が良いから家族みんなで海辺へ旅行に行ってきます!! なんて話しは全く聞かない。

温泉に限らず、水治療法全般についてのレベルもヨーロッパに比べたら非常に低い。 医療施設であっても、プカプカ浮いてユル体操レベル。 もしくはバイブラバスで関節運動、ストレッチ。

前職時代、ある仕事の絡みで欧米の水治療法、リハビリ・トレーニングについて絡んだ事があった。 正直日本のレベルの低さに愕然とした。 しかしそれから20年ほど経った現在でもあまり変わってはいない。 先日も股関節を痛めている女性患者の原因の一部に、近所のプールで行っている水中ウオーキングに原因がある事を説明したところ、疼痛が半減したと後日言っていた。

浮力・水圧・粘性、この三つを正しく使えてこそ効果は出る。 だが一歩間違えばく空気より増えた抵抗、陸上とはまるで違う協調運動によって悪い学習、悪い効果となってしまう事もあるのだ。

前十字靱帯損傷には前十字靱帯損傷用の歩き方が、様々な腰痛があるように、腰痛のタイプによって悪き方もまるで違うのだ。 

あと少し頑張って、いつか院内にプールでも作りたいものである。