スポーツ外傷

スポーツ外傷

街中に "各種スポーツ障害承ります!" 的な看板を数多く見かける。 そのスポーツ障害の定義を同業仲間に問うと、必ず全員知っている!と言う。

スポーツ障害、スポーツ外傷、さらに言えばスポーツ傷害。 素人にしてみればなんだか分からない以前に、治してくれりゃ何でもイイと思う。 イヤイヤイヤ、ここの詰めが素人、患者的に甘いから良い先生探せない。

スポーツ活動に伴って生じる身体組織の損傷のうち、1回の大きな外力によって生じる組織損傷を "スポーツ外傷" という。 それに対し、スポーツによる慢性的な外力によって生じる組織損傷は "スポーツ障害(使いすぎ症候群)" と呼ぶ。 ちなみに障害とは上記二つのセット。この話については過去に書いたので今回は割愛。

スポーツ外傷は怪我であり、筋断裂(肉離れ)、捻挫、靭帯断裂、脱臼、骨折がこれに該当する。  統計的データによればスポーツ外傷は10~20歳代に多いとされ、関節の捻挫、靭帯損傷、脱臼が多く、骨折がこれに続く。 部位別でみてみると足関節部(前距腓靭帯)、手指(指節間関節)、膝関節(内側側副靭帯)、肘関節(尺側側副靭帯)などに好発する。 

当然治療は応急処置であるRICE療法。 次に整復・固定。 そして薬物療法に外科的処置となる。 怪我だから、誰でも知ってる当たり前。

にもかかわらず、看板に 各種スポーツ障害 と大きく書いているのにやっている事は外傷処置のみ。 ひいき目に言って電気とチョイ揉み。  電気と若いスタッフ達によるチョイ揉みを、反復して生じたストレスからくる障害の抜本的な解決治療と本気で思うのだろうか?! むしろ素人である患者の方が疑問符だ。

看板とやっている事がまるで違う事など一目瞭然。 ネットでも何でも情報が多い現代社会、バカじゃ無いなら頭使って見抜いて欲しい。 特に大切な子供を抱える親であるなら。