疲労骨折、骨挫傷。

疲労骨折、骨挫傷。

一昨日、スタッフ皆で骨挫傷について話し合い。

そもそも一般の方には骨挫傷なんて、馴染みの無い言葉。 プチ引用で書かせてもらうと、X線では映りずらく、レントゲン・CT検査では発見が難しいのが特徴で、通常の骨折とは違い、ミクロな傷が付いた状態、炎症を起こしている状態が骨挫傷。 痛みが一月以上長引く事も多く、確定診断にはMRIが必要で。 と、だからココで昨日書いたMRIの話もで。

そもそも骨折、骨の痛みってなんだ?って話し。

ウチにも数多くやって来る疲労骨折。 そもそもこの疲労骨折ってナンだ?!

中高生の部活っ子が、よくスネの骨が痛くってポッコリ膨らんでやって来る。 一ヶ月も真面目に治療すれば、ポッコリ部分はすっかり平らに良くなり痛みも無くなる。 そのポッコリ部分って骨? 骨のような固いものが膨らむほど変形したのが、僅か一ヶ月でその変形が治るもんですかねぇ~?!

で解剖学、痛みについて。 骨折のような深部痛ってなに?!?!  根本的な問題なのだが、骨には痛みを感じる侵害受容神経が分布していないため、骨に侵害刺激が加わっても痛む筈が無い。 骨膜、靱帯、関節包、腱、骨格筋、筋膜など(中胚葉由来)の痛みであり、骨折の痛みの殆どは 骨膜の痛み なのである。

基本、疲労骨折は骨膜の炎症。 だから放っておいて安静にして湿布貼っておくだけでも自然完治。 それをさもウチはスポーツ治療専門! 大得意!!なんてうたって。 そんなのわざわざ治療に行かなくても良いってさ。

ウチにやってくる子は治らないからやって来る。 練習休みたくないから、安静になんてしてられないからやって来る。 そこに負担がかかる動きしてるから痛いし、なかなか治らない。 なかなか治らない疲労骨折は当然だが、骨折の治療の最大のテーマは骨じゃ無いところにある。 たとえそれが事故や外傷であっても、動かなくなってから後悔しても時既に遅し!なのである。

今やらなければならない事を今やる。 流行語では無いが、今でしょ! だ。