レントゲン、MRI、超音波診断。

レントゲン、MRI、超音波診断。

ウチの学生バイトの殆どは理学療法科の学生だが、それ以外に雇ってほしいとやって来るのは現在既に病院・クリニックに勤めている者、PTとか。 現在も学生以外にいるのは海外まで行き学び、活躍していたATや、病院に勤めていた鍼灸師、そして他院で院長を任されていた柔道整復師。 ある意味小生よりスキル高いんじゃ?!

先日、あるスタッフから超音波診断について質問が。

実は小生、ある画像検査の医学会にかれこれ15年ほど加盟させてもらっている。 本来は医師以外は不可らしいのだが、当時何とかお願いして。

当時初めて参加した学会を兼ねたセミナーに2日間、朝から晩まで参加した。 そのセミナーが難しいと言うよりユニーク。まず初日しょっぱな一時間目は計算練習。 例えば試験は85点で合格だとしても15点は間違えている。 患者100人いて15人失敗していい訳では無い。 15問何故間違えたのか? それを調べたら全員医師でもあるのに殆どが計算間違い。しかも分数の計算間違い。 だから今日は分数の足し算引き算から行きますと。流石に分数のルートになると皆伏せ出した。

それともうひとつ、突然空に浮かぶ雲は何色かと。 白だと答えると、では夕焼けの雲は何色だと。 今度は空は何色だと?夕焼けの空は何色なのかと。  光の入射角、ベクトルの話し、毎日空を見上げて何故雲は白いのか、夕焼けの空は赤いのか、考えた事はあるか!? 映ったもの、目の前に見えるものが全てでは無い。写らない事にも理由があり、写らないと事を診ろと。 常にそういう気持ちが無い者に、超音波診断は使ってもらいたくない!と。 流石にこれには全員が伏せた。

我々民間療法でも超音波診断を導入するところが増えた。 当時小生も少なからず検討したが、学べば学ぶほど我々にとって一番大切なところはそこでは無いと、研鑽すべきところはまるで違うと、改めて気付かされた。 

機械の導入は自由だが、その意味や意義が多くの院から見受けられない。 整形外科医に任せるべきところは任せる。そして病院では手が行き届かぬところ、それを患者が求めるのであれば手を差し伸べる。それが我々の一番大切にしなければならないところ。 正直画像検査導入は民間療法では単なる自己満足であり、患者が求めるところはまるでそこに無い。 医者の真似ごと治療院、小生なら100%そんなところへは行かぬ。 スタッフもそれに気が付いてしまったからウチに来たのだろう。 常に患者の方を見ていたいと思う。