ランニング専門、ランナーズニー、ランニング膝専門とうたうなら。

ランニング専門、ランナーズニー、ランニング膝専門とうたうなら。

日々やって来るスポーツ障害の患者。 特にこれから、毎年春先から急増する。 昨日もこの数年お付き合いをしている、あるスポーツ指導者の患者が 「即効性というより、その場だけの見せ治療、ケアをさも凄いでしょと言ってるインチキな団体が、最近特にどうしょうも無い」 と言っていた。

それは院・クリニックでも特にその傾向が最近凄い。 いや、ヒドイ。 たまたまブームでやって来る患者が多いせいか、特に目につくのがランニング、マラソンで膝や股関節を痛めてやって来る患者たち。 その彼らが今まで受けていた治療がコレまた酷い。

例えばランナーズニー、ランナー膝と呼ばれる障害。 腸脛靭帯摩擦症候群とも呼ばれるが、その治療に対して多くが単純に炎症を止めるもの。 根拠、エビデンスをうたうが、所詮本やネットでも今時書いてある、素人でも入手できる知識程度。

休養してアイシングして薬で炎症とって、和らいだら温めて電気かけてストレッチ指導して、筋トレ。 それって治しているのでは無く、リセットしただけ。 それで納得して喜ぶのは素人レベルの真の素人スポーツ愛好家。 あ、だから素人か。

タイトルにも書いたのだが、根本的な間違いとは障害と傷害、そして外傷。 その違いを正しく理解しているか否か。 しかもひとつの少々でも患者個々によって、障害の場合と傷害の場合がある。 スタートから間違えては、正しい治療など導き出せるはずが無いのである。

以前、FTとSTのところでもふれたが、動きの特性を見直さなければ永遠に問題点は解決されない。その事に悲しいかな、治す側が気が付いていないのだ。 ウチの元バイトの理学療法士ちゃんが今、内部疾患で苦労しているようだが、人間は複雑な理由が絡み合って症状が出ているのである。 丁寧にひも解くように治す。 あっ!コレだ!!なんて事は無いのだから。