巷の酸素カプセルって効果無し!

巷の酸素カプセルって効果無し!

毒のあるタイトル、いや実はちっとも毒では無い。 数年も前から当たり前な正しい真実。

巷に溢れる殆ど全ての酸素カプセルと言われるものには、治療的効果があると言えない物。

詳しくは小生の過去記事、もしくはネットでググれば必ず分かるだろうが、簡単に書くと人間の酸素供給には結合型と溶解型があり、気体は液体に圧力に比例して溶け込む事を利用し、より多くの酸素を取り込む事によって身体に様々な良い効果があるのではないかと言うのを狙った治療、正しくは高気圧酸素治療という。 酸素カプセルとは似て非であり、根本的に違うものである。

何故非かと言うと、その治療効果は2気圧以上、1時間以上の条件下で高濃度の酸素吸入、という定義が治療として認められる最低限の定義なのである。

だが実際巷に溢れるものは圧力は僅か1.2気圧前後。良くて1.5。 酸素は可燃ガスなので空気加圧をし、そのカプセルの中で高濃度酸素吸入をせねばならぬのだから、たった30分ぐらいで吸入無しで、しかも低圧カプセルときたらコレはもうインチキとしか言いようがない。 町のサロンでリラクゼーションならまだしも、整形外科等医療機関で低圧カプセル、しかもプロトコルも無視しているにもかかわらず、怪我や骨折が早く治ると堂々と言っている事があり得ない。 そもそもそんな病院を見極められる患者が多いと言う事も信じられない。 酸素カプセル以外にも見極めポイント満載なのに。

先週末、ウチのスタッフを東京医科歯科大学主催の年に一度の学会へ参加させたのだが、正しい知識・情報を得る努力をしている人間が世の中にいかにまだまだか、その報告で改めて実感させられた。 

正しいものを見極める目を持つ努力、怠らないで欲しい。