ランナーの皆さん、何でもかんでも腸脛靭帯、中殿筋と言われてませんか?

ランナーの皆さん、何でもかんでも腸脛靭帯、中殿筋と言われてませんか?

先日も書いたが、患者で一番多いスポーツはテニスで、次いでランニング。昨今ブームで納得だが、逆にブームで一時期多かったが皆すぐ来なくなったのがロードレーサー、自転車愛好家。 競技その物より、自転車という物体を愛いしている順に、トレーニングやケアに興味が無いらしい。それでも10人に1人ぐらいは熱心なケースもあったが。

前置きが長くなったが、今日はランナー患者の話し。 膝が痛いと言ってやって来るのが多いが、ほぼ同数ぐらい多いのが股関節周囲、特に鼠径部周辺に痛みを訴え、色んな病院・治療院をまわったが良くならないと言ってくるケースが多い。 昨日もそうだったが、毎月必ず数名が。

少々治療とは関係ない意見だが、そう言う人に限って皆超イイ人。 話しているだけでこちらがほっこりしてしまうぐらい。 だから余計可哀そうで。 ホントにいつもなんとかしなきゃ!と心底思う。

正直おそらく今まで過去の治療で、どこか何かを見落とされているはず。 そこを見つけなければ何も始まらない。 患者の口からよく聞かれるのが殿筋だ、腸脛靭帯だと言う言葉。おそらく自分でググったか、どこかの先生に言われたのだろう。  昨日も中殿筋の炎症ではと言われた事があると。 たしかにその日その時診ていないから何とも言えないが、中殿筋ならば特徴的な兆候が幾つもある。 ウチのスタッフ君たち、何故か患者にもブログの読者にも多い理学療法士諸君ならすぐ分かるだろうが、どれか一つくらいはその兆候がでるはずである。

膝が痛いから腸脛靭帯、股関節が痛いから殿筋だと、なんだか解剖学とは言えないようなレベル、発想の答えのようにしか思えない。 結局押して揉んで電気かけて。

検査は確定の為に行うもの。 シッカリちゃ~んと患者の話しに耳を傾けていると自然と原因が見えてくる。 今どき素人の患者でもネットで障害の情報ぐらい幾らでも手に入る。 我々はその上を何ランクも行かねばならない。 そして今日もまた患者から気付かせて、学ばせてもらおう...