サッカーのヘディングと脳の関係。

サッカーのヘディングと脳の関係。

世界で最も人気があり、急速に拡大しつつあるスポーツ、サッカー。 比較的人気が無いと思われている北米でも、2,700万人がプレーしているという。

以前にも同様なレポートが報告された事があり、小生もブログに書いた事がある、サッカーのヘディングと脳の関係の話し。 今回は引退したベテラン選手の事にも触れていた。

柔道の協会が報告した死亡事故の件(過去ブログ参照)でも脳震盪について取り上げたが、とにかく一度でも起こすとその再発率は格段に上がる。 今回の研究だと3.15倍だそうであり、サッカー代表選手の実に63%が脳震盪の経験があり、うち19%が自覚していない。さらに82%が二回以上脳震盪を起こしていると言う。 ん~、コリャ結構すごい数字だ。

このような頭部傷害の長期的な結果として記憶、計画、知覚などに支障がみられることがあり、特にヘディングを頻繁に行うプロサッカー選手は、言語記憶および視覚的記憶のほか、注意持続時間に関する検査でも最も成績が低かったそうである。 引退したベテラン選手は表題の通り、脳画像検査でも物理的変化までも確認されている。

研究者の先生方は、「ヘッドギアの利用、小児のヘディングの制限または適正なヘディング技術の強調、脳震盪に関する教育の強化などが推奨される」とおっしゃっており、サッカー選手を深刻な頭部傷害から保護する予防措置が早急に必要ではと提言している。 

このようなデータをクラブチームレベルの指導者も自覚・認識し、将来、特に子供たちの為にもより質の高い指導を心がけてもらいたいものである。