固定の必要な捻挫と必要の無い捻挫。

固定の必要な捻挫と必要の内捻挫。

バスケに打ち込む20代の女性。 先日捻挫で内出血。 試合中に捻挫して4日後に来院。 受傷2日後ぐらいから患部では無い、全然違うところにも内出血が見られると。 実はコレよくあるケース。

我々のような同業や、場合によっては整形でも 「数日経つと指先に向けて内出血って広がるんですよねぇ~」 とテキトーにあしらわれる。 

以前何かの本で読んだがこの手を正しく説明できるのは外科だと。 実は深部の血管が表面に出るところ、血管孔の位置と一致し、皮下出血から想像するより遥に内部損傷が大きいのではとも考える事も出来る。

その彼女、念の為職場近所の整形に骨とじん帯を診てもらいに行ったところ、異常は無いがギプスしましょうと言われ、仕事にも差し支えるで出来ればしない方向でと言ったところ、「なら僕はもうコレ以上する事は無い」サヨウナラ的な事を言われ、とても悲しい気持ちになったと訴えてきた。 

まぁ小生なら、 「ならサポーター出しますから出来る時は出来るだけしてあげて下さい」 的な事言うが。

たしかに初期の固定は大事。 しかし固定を優先しないケース、しない理由もある。 必ずしも捻挫の全てが靭帯が伸びたとは限らない。 表面、靭帯伸びず、中だけ深部組織だけ損傷。 そんな関節のねじり方を、ケンタッキーを使って彼女に説明したら笑って笑顔で聞いてくれた。 

簡単な話し。 歩いてつまずいて転んでグニャッと捻るのと、バスケでジャンプして着地してゴリッ!っと捻るのと。 言葉でコレ以上説明出来んので、今度会った時説明しますわ。 って、では後日。(笑)