治療をしない治療院を探す患者が大多数!?

治療をしない治療院を探す患者が大多数!?

肩が凝ったからと言って肩を揉んでもらいに整形外科に行く患者はいないだろう。 いや、タマには行くか。 そう言えば昔ウチに長年勤めていた女の子が、前職整形では肩揉みが仕事だったと言っていたっけナ。

元も子も無い話からのスタートになってしまったが、我々民間療法、治療院はホントに治療をするところなのだろうか? 患者は本当に治してくれるところを探しているのだろうか?!

この数年、ランニング・マラソンブームのお陰で走る系の患者がごまんと増えた。 陸上経験者の小生にとって、しかもシューズメーカー勤務歴の小生にとっては力の発揮どき。 場末片田舎の小生の院へは、大抵の患者が散々色々行った挙句、探し当て辿りつき、やって来る。 だから治療の経緯を聞いていくと、コレがまた大変勉強になる。

ランニング専門!と言う院へ行っていたのは当然多く、それ以外にも最新の設備・機器満載の治療院や、トレーナー経歴声高治療院、スポーツ大得意整形外科などさまざま。 むしろ小生は全部無い...

先日、大学陸上箱根駅伝選手の男の子が面白い事を話してきた。 特にこの1、2年やって来た4、5名の男の子たち。 ひとりは数回なので患者と言って良いのか分からぬが、全員共通はほぼ1年前後、障害を抱えてやってきた。 その間の治療の経緯に大きな問題がある。 しかしそれは治す側の我々にあるのは当然だが、患者側にも幾分かの原因がある。 

焦る気持ちはよく分かるが、治療の方向性が全くもって定まらない行動、思考をしてしまっているのである。 だが先述の男の子はチト違う。 驚くほど目的意識をシッカリ持っている。 果たして自分がその年齢の時、辛く悩み苦しんでいる時に、そのようにシッカリした気持ちを持ち続けていられただろうかと。 

その彼が数件数十件の治療院を今まで訪ね歩いたそうだ。 しかもどこも数回では無く、言われた通りきちんと通っていたようだ。 動きだ、バランスだと色々チェックやアドバイスをすると事もあったそうだが、結局どこも、最終的には 揉むだけ だったと。

過去他の院に勤めていたスタッフも数名いるが、結局のところ 強押し(つよおし) だったとか。 ボキッ!や歪み、筋力だ柔軟性だ可動域だとか、電気で刺激で促通だとか、そんな次元の話では無い。 がっぷりやらなければならない治療が大きく欠けているのである。

答えの出口が見え始めたとその彼。 その彼の笑顔を、更に明るくする為に全力を尽くすからね! ガンバって!!