マラソン、ジョギング、ランニングに欠けてるモノ。

マラソン、ジョギング、ランニングに欠けてるモノ。

最近でこそ小生もジョギング程度しか走らんが、そもそも社会人時代は月走必ず500Kmは走っていた。 今思えば距離にこだわらず、もっと質をあげた練習をすれば良かったと反省している。

まぁお陰さまで多少の痛み不具合あれど、競技を中断するような大きな怪我や障害には見舞われなかった。 と言うよりその時既に治療の勉強もし、自分で自分のコンディショニングもある程度管理していた。

時代は変わり、競技レベルは遥に上がり、それと同時にケアやコンディショニング、治療についても格段に向上した。

実業団や大学、箱根駅伝を目指す若者ランナーを毎年何人も診るのだが、当然どこかしら痛くなってやって来るのだから、どこかに不具合があるのだが、問題はその不具合の見つけどこ。 痛いとこが不具合どこだと思ったら大間違い。

誰かが作った見つけたツボやトリガーポイント鵜呑み丸のみ治療や、何でも歪みのせいにするような治療じゃ超論外。 不具合と言うものを正しく精査する能力。

例えば箱根駅伝を目指す大学生。 痛みはもちろん、痛み以外の不具合に不安と不満を持ちやって来る。 一般成人ランナー以上に痛みでは無い来院理由が多いのが特徴。 訪れてくる子たちに一つの共通点がある。 

小生のところでは外傷では無い障害の患者に、例えばショルダーヒールのブリッジや、スタンディング、プローンでのコアスタビリティのスクリーニングをいくつか行う。 動作パターンや機能的協働筋の向上を図りたいのだが、まだ若く、筋力も体力も柔軟性もあるにもかかわらず、皆全員コアの中間位、動作の不具合が一般人以上に顕著にはっきり表れてきてしまっているのだ。

しかもそれを今まで全てのところで見落とされて来てしまい、根拠無くハリやマッサージ治療を受け続けてきてしまっているのである。

正しく精査、スクリーニングできればある程度はファンクショナルなトレーニングでも改善はできる。 しかし何らかの機能不全の結果として安定性等が不必要に高まったとしたら、その機能不全をとるのが我々治療家の役目、役わりである。

治療と言うものを今一度皆で考えてもらいたい。