まさかの商品裏読んだダケ情報デスか!?

まさかの商品裏読んだダケ情報デスか!?

トレーニング後30分以内にプロテインを摂るのが一番良い。

そんな話を先日会った友人達が酒の席で話していた。  その話、間違ってはいないが、正しくは無い。 だが酒の席でその会話に水を差すような事を言ってもKYナだけ。 そこは黙って笑顔でスルー。

さて、昨日の脂肪燃焼ネタの続きで、今日はタンパク質。 たしかに運動後30分以内は、成長ホルモンだなんだカンダで良いと言う話しは間違えでは無い。 しかしそれが本当にアナタに良いのか合っているのかと言うと話は別。

今年の初め、海外のある研究論文にホエイ(乳清)など単独で摂取するより、大豆、乳清、およびカゼイン由来のたんぱく質混合物を摂取した方が筋たんぱく質の合成に有益であるという発表があった。

この研究は過負荷運動直後の一定期間に大豆、乳清、およびカゼイン由来のたんぱく質を摂取させたもので、これらの混合させたタンパク質が相補的なアミノ酸特性を持ち、異なる消化速度(アミノ酸放出特性)を持つそうである。 研究結果により、このたんぱく質混合物を摂取した場合、単一のたんぱく質だけを摂取した時に比べて筋たんぱく質合成が増加することが示唆されたと言う事だそうだ。

そもそも組織タンパク質量はタンパク質の合成速度と分解速度の差により決定される。  合成速度が分解速度より多ければ蓄積量が増加し、組織タンパク質量が増加する。 逆に合成速度より分解速度が多ければ蓄積量が減少し、組織タンパク質量は減少する。 したがって骨格筋タンパク質量の増減を考える場合には、合成速度と分解速度の両方を知ることが必要である。 だとしたら相手が年配者なのか若者なのか、はたまた老人なのかによって考慮すべき事は真逆になる。

もし分解速度重視、現状・コンディショニング重視であれば、最近の研究からタンパク質合成に再利用されない3-メチルヒスチジンによる分解速度を理解し、運動後2~4時間、6時間、12時間後を考えて摂食内容とタイミングをアドバイスするべきなのである。

話しが難しく、ややこしくなるのでこの辺で止めておくが、何にせよ商品の裏に書いてある説明文読んだだけで、さも全てを知っているような知識レベルは論外であると言う事だ。 まして他人に指導する立場にある人間であれば、そんな素人でも手に入るようなネタだけではすぐ見透かされるのである。 難しい話の続きは、直接にでも。