体脂肪燃焼を邪魔するニクい奴。

体脂肪燃焼を邪魔するニクい奴。

今さらだが、どうやって体脂肪が燃えるのか? 患者の運動・食事管理をしていると、理解している人の方が遥に少ない。 

先日も久々会った友人たちが、トレーニングやプロテインの話をしていたのだが、「運動後30分以内に摂った方が方がイインダヨ~」、「ホエイプロテインがおススメだよ~」と言う感じの内容。 間違えてはいないが、正しくは無い。 そもそも一般人素人でも既に承知の知識。 何はともあれ、腹が出ていては元も子もない。 

この話は後日書くとして今日は出っ腹、いや、体脂肪燃焼について。 そもそも体脂肪が燃える仕組みについてをまず。

脂肪細胞に蓄積されている体脂肪は、運動や食事制限によりエネルギー源として使われる。   運動で体温・代謝が上昇、そして血糖値が下がる。すると脂肪細胞からエネルギーを取り出して血糖値を安定させようとするホルモン、グルカゴンが分泌される。 このグルカゴンから指令を受け、脂肪分解酵素であるリパーゼによって体脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解され、血液中に溶け出し、筋肉に運ばれて運動エネルギーとして消費され、体脂肪が燃えていく。 ざっと話すとこんな感じ。

で、問題は食事。 運動前に何を食べたらよくて、何を食べると良く無いのか?!

食事によって血糖値が急激に上昇した時、インシュリンが分泌され、血液中の糖を除くよう指令を出す。    食べた炭水化物や糖を優先してエネルギーにする為、体脂肪は後回し。 しかも消費されなかった分の炭水化物や糖までも体内の脂肪細胞に取り込んで蓄えようようと促す。コリャかなりマズイ。

重要なのはインシュリンの過剰分泌をどう抑えるか? どう血糖値を緩やかにするか??だ。

詳しく書くとキリが無いのだが、まず 運動前の高炭水化物食は控える 。 糖が体内に吸収される速度の遅い食材を選び、血糖値の急激な上昇を抑える。  脂肪燃焼の観点から言えば、運動前の炭水化物や糖分の過剰摂取は極力控えるべき。 もちろん運動中もだ。 高たんぱく質でバランスのとれた食事を運動の3~4時間前に摂取。 小腹は減っては運動出来ぬと、運動前にパンや甘い物食べるなどとは、自ら太らせている様なものである。

日頃から炭水化物・タンパク質・脂質のバランスの良い食事を心がける事でインシュリンの分泌が抑えられ、脂肪分解を促進させるグルカゴンというホルモンが分泌されやすい身体をつくるのである。

あとは詳しくは専門家にお任せ。 やはり自己流で正しく実践は困難。 専門家が居ればであるが。