町田や新百合、柿生なりに地域なりに腰痛を考える。

町田や新百合、柿生なりに地域なりに腰痛を考える。

急に寒くなったせいか、腰痛・ぎっくり腰が多い今日この頃。 またまた腰痛について少し。

特に長期、繰り返している患者は今までの治療や診断について、大きな不満と不安をもっている。 

これは腰痛について世界中で、ガイドライン的に85%以上が説明・診断がハッキリつかない腰痛とされている。 だがまだまだ特異的な腰痛だと診断される事も多い。

病理学上特異的な所見、悪性腫瘍や感染症、脊椎関節炎、骨折打撲など明らかな外傷があれば特異的な腰痛となるのだが、実際は形態的異常を画像で見つけるだけで診断されてしまう。 下肢症状がない患者のX線所見で椎間腔が狭く見えると、椎間板障害や椎間関節性の痛みなどと安易に診断名を付けることはナンセンスなのである。

それともうひとつ、どの国のガイドラインにも非特異的腰痛に心理社会的因子が大きく関与していると言われている。 一部資料を抜粋させてもらうが、 "ストレスや不安、抑うつ気分、単純作業などは腰痛の発生に関連し、苦悩や身体症状としての現れ、仕事への低満足度、恐怖回避行動などは慢性化に関連している。 心理社会的因子は腰痛慢性化に関するリスクのみではなく急性からの関与も指摘されており、大きな比重を占めている。 つまり、非特異的腰痛の患者は家庭環境や職場環境でなんらかの悩みを抱えているケースが少なくないのである。"  だそうである。

日本のガイドラインでも腰痛の発症・遷延に対する心理社会的因子の関与に触れているが、4週ほどの保存療法で改善が見られない場合には再度、心理社会的因子、要因を見直すべきだとされている。  一方で、英国やニュージーランド、フィンランドなどはさらに早期に積極的な実施を勧めている。

かなりザクッとしたシメになるが、病院でなかなか治らない症状が、整体などの民間療法ですごく良くなったと話しを聞くが、そもそも民間療法では初診時、初めから、常に毎回患者と多くのコミュニケーションをとっている事が功を奏しているともいえるのである。

例えば院の近隣地域の教育環境や、地域スポーツの充実度、通勤環境や家庭環境。 都心より地方の方が世帯人数が多いとか。 地域によっても苦慮すべき因子は大きく変わるのだ。

治療の勉強を始めた若い頃、当時の師匠に 『とにかく治療中は喋れ!黙るな!患者を寝かすな!!』 と言われ続けた。 今思えばそう言う事なのだと考える。

慰安治療、気持ち良かったら何でもOKなら、それは治療では無く風俗ダ!とも言われた。 朝から低俗な表現で申し訳無いが、言い得て妙である。