ダイエットシューズと腰痛・肩凝りの関係。

ダイエットシューズと腰痛・肩凝りの関係。

この10年、わが元会社が中心で、世界中でブーム、売れてるロッカーソールシューズと呼ばれるダイエットシューズ。  

腰痛をも軽減すると宣伝され続けているその手のシューズ。 先日イギリスのある研究機関が、フラットソールシューズと比較した無作為化臨床試験の結果、慢性腰痛患者の障害と痛みに対するロッカーソールシューズの有用性は示されず、強力なエビデンスはないと結論づけていた。

研究グループは、腰痛患者の治療の一部としてのロッカーソールシューズと従来のフラットソールシューズの有効性を比較する多施設共同の無作為化比較試験を行った。
対象は慢性腰痛患者115例で、ロッカーソール群(58例)とフラットソール群(57例)に無作為に割付け(主任研究者は盲検)、毎日最低2時間起立または歩行中にそれぞれのシューズを履いてもらった。 最初の4週間は、週に1回、運動および教育プログラムに参加し、その活動中にも履くこととした。

結果、1年間のRMDQスコア(身体障害スコア)変化量平均値、疼痛などの副次的評価項目、ともにどの評価時点においても両群間で有意差は認められなかったが、逆に試験開始前に起立時や歩行時の疼痛を有していた患者を対象とした解析では、1年間のRMDQスコア変化量平均値は、フラットソール群がロッカーソール群より有意に大きかったそうだ。

これによってロッカーシューズが悪影響とか、何の効果も無いと言う事では無い。 要は使い方ややり方、自分に適切かの話し。 そんな事言ったら、ストレッチだって仙腸関節急性腰痛に禁忌なのと同じ。 適切じゃない使い方をしたら武器も凶器に、トレーニングも単なる負担に。 足の負荷を上半身が負担で、逆に肩コリ。 よくある話。

単純に良い・悪いで判断して欲しくは無い。 何でもかんでも安易に飛びつくなという事、頭を使って考えてから何事も始めてもらいたい。 その手助け、力を貸すのもまた我々の仕事であるという事も、お見知りおきしてほしい。