電子レンジって日本とアメリカでは周波数も別モノ!

電子レンジって日本とアメリカでは周波数も別モノ!

ウチのバイト君に質問された。 この治療機はどう使うのかと。 

数年前、丸二日間の超音波検査の学会&勉強会に出たが、授業の3分の1は物理のお勉強。 もう3分の1は機械の構造、そして残りが医学的な。 そうそう、何事も構造を理解せねば、正しく適切に使いこなす事は出来ぬ。

我々の分野で一番よく使うのが、温熱系の物理療法器。 だがその原理、仕組みをどれだけ正しく理解しているかと言うと、コレがまた限りなくゼロに近い。

例えば世の皆が何も考えずに日々使っている電子レンジ。 ちょっと機械好き、ウンチク好きなら、電子レンジは2.45GHzというマイクロ波で水の分子を揺らして、その摩擦熱で暖まるんだよ! などと言うが、コレがまた実際は事実と異なる。 らしい。

小生は学者でも専門家でも無いので、え~!? っと思う方はご自分でどうぞ。 (参考の一例を。 中村 聡@佐賀大学 物理教育 54(2), 103-107, 2006-06-16 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007490405 )

そもそもこの2.45GHzというのもかなり曖昧。 実際、アメリカの電子レンジは900MHz帯を使っているし。 たまたは日本で開発当時、電波法で空いていたから的な理由らしい。 水は1GHz程度以上のマイクロ波ならどんな周波数のものでも吸収して、熱に変える。電子レンジの周波数である2.45GHzをとりわけ効率よく吸収するというようなことはなくて、むしろさらに高い周波数はさらに効率よく吸収する。 まぁ、あくまでも小生も専門家ではないので吸収という表現はツッコまないでもらいたい。

ねっ、世の中まことしやかに言われている事であっても、ハテナはあるんですよ。 今回はこの辺で。