国によって違う腰痛急性期間の定義。

国によって違う腰痛急性期間の定義。

腰痛診療ガイドライン2012というものがあるのをご存じか。 日本整形外科学会と日本腰痛学会の腰痛治療に携わる整形外科医がまとめたものなのだが、海外ではプライマリケア医や理学療法士、疫学者などが作成に関わったものもあるため、つくり手の違いによる各ガイドラインの相違点が分かってきたそうだ。

では臨床で腰痛治療に携わる者は、その治療・考えをどれだけ柔軟に理解し考え、正しく使い分けているのだろうか?

例えばその症状を急性か亜急性か、はたまた慢性かをまず分けるだろうが、既にその時点でも間違いが含んでいるかもしれない。

有症期間による腰痛の定義では、いずれも3カ月以上を慢性としているが、実はこと急性となると話しが違う。 急性では日本が4週以内であるのに対し、英国などは3カ月以内、欧州は6週以内と大きな違い、ばらつきがあるのである。 当然その対処、考えも違ってくる。

単純に日数だけで打撲も捻挫も骨折も腰痛も、おんなじように急性・慢性を分けているようではダメなのである。

今日はそーんな治療以前の初歩の初歩を書いてみたくなった。 視野は広く、頭は柔らかくである。