最近ナゼか多いバスケット、バレーボール。

最近ナゼか多いバスケット、バレーボール。

今年に入って急激に増えたスポーツの患者さんは、バスケットボール・バレーボール系。

学生さんはもとより、20代・30代の社会人も。 当然痛めるのは皆下肢、膝に足首、アキレス腱。 しかも特徴的なのは、前通院医院での診断名の曖昧さ。 誤診までとは言わないが、非常に稚拙な精査・検査による診察診断、そして治療。

整形であれば注射が主で、民間療法であれば温めて電気でストレッチ。 ついで客寄せマッサージ。 是非一度、担当者に自分の膝の症状、診断名を聞いてみて欲しい。 これが我々としては非常に面白い。

例えば膝のお皿、膝蓋周囲の痛みの場合、軟骨がすり減ったせいだと説明する事がある。 膝蓋軟骨軟化症などがそれに当たるが、そもそもこれは19世紀後半から20世紀初頭、いわゆる外科的処置、手術が世に広がり始めた時に見つかったものから始まる。 

だが現在では関節内視鏡等のお陰で、その起因、機序から安易に軟骨のせいにする事は、欧米では、減っている。 あくまで欧米。

膝蓋大腿疼痛症候群(PFPS)の場合、緻密な運動プログラムが必要になってくる。 単なるストレッチ指導や安易な筋力トレーニングでは、余計その症状を悪化させる事につながってしまう。

専門医がありそうで無いこの手の治療。 不安・不満に陥る患者も多くいると思うが、諦めず努力を続けて欲しい。 その思いが必ず良い治療、良い先生、良い結果に巡り合えるはずなのだから。