固定以外の骨折リハビリの真実。

固定以外の骨折リハビリの真実。

捻挫や骨折の治療は当然固定安静。 まぁ、治癒や合併の為に物理・理学療法のケースはある。

しかしこれは、治療を損傷部位の治癒と言う事だけに限定した場合。 この言葉の意味を、まずどれだけ心底理解できるかで、治療は大きく変わる。

最近、骨折でやって来る患者が多いのだが、ウチの屋号がら、そのすべての患者は治癒以外のものを求めてやって来る。

後遺症や再発防止は誰であれ当然。 更にそれ以外。 そう言われてその理由がいくつ浮かぶか? これは患者の数だけあり、ここに書きあげたらキリが無い。 パッと10や20ぐらい浮かばぬようでは治療する者として失格。

代表的なものを一つあげるとするならば、固定が重要な事はすべての患者が分かっている。にもかかわらず多くの患者が固定を外したいという。 じゃ外してみろと言うと不安だという。 更に小生のところを訪れる患者は動きたいともいう。

この不安で不満な気持ちを理解し落とし込む事が、最大の治療である。

例えば現在、手首の骨折予後2名、この二人はまるで違うアプローチで取り組んでいる。 一人は胸部・胸郭部の動作性重視、もう一人は股関節を中心としたスタビリティー重視の治療だ。 最近よくオーバーメイドのマッサージだとか治療だとかを耳にするが、ホントにそうなの?! と、小生が思うのではなく、それを受けた患者がよく言うのだ。

大学院で学ぶような運動学の知識が無いと説明も理解も困難だが、時間をかけて少しずつ話しと理解をすすめていく。 治療に近い道なのないのだから。 焦りは禁物である。