毎日来させる治療に疑問を持たぬ同業者。

毎日来させる治療に疑問を持たぬ同業者。

気候も変わり、運動・行楽には絶好の季節。 今週末もマラソン、ウルトラマラソンに出場する患者も何人も。 つい先日まで5分も走れなかったのだが、痛くても走らせ休ませず、治して本日大会へ。 まぁ、本格的な治療は帰って来てから。

毎日のようにジョギング・マラソン関係の患者がやって来る。 と、書いているはじから今も電話が。 ナンとタイムリー!(笑)

今週来た患者、全員接骨院数件回り、殆ど治らずやって来るパターン。 毎回毎回同じ話を新規患者に繰り返すのだが、整骨接骨の保険適応にはルールが在る。 打撲捻挫、グキッ!バキッ!っといったような急性的な症状のみの適応。 慢性は適応外。 当然やってはいけないものを学校も教えはしない。

例えば膝が痛いと言ってやってきたとしよう。 検査でもして痛いトコ、痛めたところを見つけてみて、それが内側側副靱帯だとしたら内側側副靱帯の治療をしたりする。 たとえそれが転んで痛い患者であっても、転んでも捻ってもいないのに痛くなった患者であっても。 どれもおんなじ治療を。

そもそも仕方が無い。 習っていないのだから、問題点にすら気が付いていない。 ウチに何らかの縁でやって来る同業君たちは、目をパチクリしながら治療を見ている。 自分のところでは、何でもかんでも毎日来させて、毎日同じような事しかしてません。 と。

更に言えば、10kmマラソンに出る患者と、ハーフ21kmに出る患者、同じ治療はしない。 当然、走り始めて5kmぐらいで痛みが出る患者と、30km過ぎで出る患者、全くもって治療も指導も変わって来る。

マッサージ師でも無いのに客寄せ慰安マッサージ。 最近の治療家は、ひと時の治療家としてのプライドも自尊心も失ってしまった。 安く、不正に保険適応の安揉み屋にまで成り下がってしまった。

患者ぐらいは是非、安いところでは無く、治すところを全力で探してもらいたい。