賢く行こうゼ!肩・肘のスポーツ障害。

肩・肘のスポーツ障害は...

現在、スポーツ障害はリスクファクターの特定に当たる研究が世界中で盛んに行われている。 その理解も数年前とは格段に違い、エビデンスに基ずいた傷害予防対策も立案されきている。

しかしながら肩・肘、スィング・投球障害は非常に多因性であり、検査して出た部位だけ漫然治療では、必ずと言ってよいほど再発・悪化、そして競技生活からの離脱を余儀なくされる。

基本、投球障害の殆どが上肢にかかるストレスの蓄積、いわゆる "使い過ぎ症候群" である。その蓄積されたストレスの原因を正しく精査してこそ初めてスポーツ障害治療なのだ。 痛いとこチョロチョロ電気かけて揉んで鍼うってはスポーツ治療とは、世界中どこでも言わぬのだ。

例えば肩関節の内旋可動域の低下が強くみられたら、肩関節内で上腕骨頭の動きが悪いのが明確であり、肩峰下で圧や摩擦、張力の増加が如実にみられる。 ここまで考えられたら当然まず頭に浮かぶ事。 それは触る前から肩関節の後面の筋肉、関節包の柔軟性の欠如である。 まぁ極端な話し。 肘痛くて、肩甲周囲を丁寧に治療しないところであれば、さっさと引き返せぐらなのである。

先日述べた信頼も必要だが、他人任せな都合良い受け身もダメである。 賢い分だけ、良い結果を手に出来るのだから。