ランニング障害に悩むランナーへ。

ランニング障害に悩むランナーへ。

まず初歩の初歩で、障害と傷害の違い。 患者も治す側もこの意味からしても違っているようでは問題外なのだ。

この件は過去何度も書いているので、未だに理解出来ていないようであれば五人で調べてもらいたい。

一般的な病院や保険のきく治療は、ほぼ法的にも傷害のみの治療が認められている。 資格によっては障害を習っていなかったりもする。 知っていたとしても素人がネットで得られる知識レベル。 それは知ったであって、学んだでは無い知識レベル。

障害なのに傷害の治療。 そりゃ~治らん。

 

えー、まずランニング障害とは、「ランニングという反復性・持続性の外力によって組織に生じた損傷」 。 1回の外力で組織が損傷するスポーツ外傷と異なり、ランニングという動作の繰り返しによって少しずつ損傷が蓄積して発生する慢性の下肢過労性障害、いわゆる "使いすぎ症候群" 。 以前も何処かで書いた記憶が...

そもそもランニングを行うすべてのスポーツに発症の可能性があるのだが、疲労骨折(大腿骨頸部、大腿骨骨幹部)、鵞足炎(鵞足滑液包炎) 膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病) 膝蓋軟骨軟化症 腸頸靭帯炎 変形性膝関節症 有痛性分裂膝蓋骨、シンスプリント(過労性脛部痛) 腓骨筋腱炎 疲労骨折(脛骨、腓骨) 慢性労作性下腿区画症候群、アキレス腱炎・周囲炎・付着部炎 足底筋膜炎 疲労骨折(中足骨、踵骨、舟状骨)... とその種類は非常に数多く、幅広い。

たとえば安静と指導したとしよう。 その安静と言う意味も、症状によって当然変わってくる。 膝蓋軟骨軟化症なら、しゃがみ込みや階段昇降など膝蓋大腿関節に過度の負担がかからないような指導であり、腸脛靭帯炎、腓骨筋腱炎ならば、たとえやりたくともクロスカントリーや傾斜地での練習は控えさせる。 疲労骨折は発症後1か月はランニングを中止、その後徐々に再開させる。 局所の安静が重要であり、原因因子を除去し、症状に応じて患部の固定や免荷を行う。 まぁコレも書いたらキリが無いが、患者が医師に安静と言われてと言って、どのような指導がなされてきたか、的確にコチラも指導できなくては信用まで失う。

 

日々数多くやってくるランナーの患者達。 痛みが消え、治療が完了し、身体要因、トレーニング要因改善プログラムを組み、再発防止はもとより、更なる競技成績向上を図る。 その笑顔を永遠に続ける為に。