検査のセオリー

検査のセオリー

学生時代は検査を山ほど教わる。 だから検査をすれば分かるような気にもなる。

検査は無駄とか不必要な訳では無い。 検査はする事より、その事象によって何が導き出されるのかを知るすべであると言う事が重要であり、学生はその事実を理解する為に学ぶのである。

開院以来、いや、治療を学んだ当初から常に念頭においている事がある。 HPにもずっ昔から掲載している事。

 

W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。
1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。
John Michael Criley, M.D.

 

画像に限らず、検査だけで導き出す事はまず無いのだ。 何を患者から、自分が学ぶのか。 先ずはそこから。