ランニング障害(running injuries of the lower extremity)

 ランニング障害(running injuries of the lower extremity)

そもそもランニング障害を正しく理解しているか?! 

ランニング障害とは「ランニングという反復性・持続性の外力によって組織に生じた損傷」。1回の外力で組織が損傷するスポーツ外傷と異なり、ランニングという動作の繰り返しによって少しずつ損傷が蓄積して発生する慢性の下肢過労性障害、いわゆる"使いすぎ症候群"である。 しかもその障害の発症部位は大腿部、膝部、下腿部、足関節・足部と非常に広範囲である。

当然部位が異なれば病態も異なる。

同一部位への繰り返し負荷により障害発生するのだが、それらを考察・改善するに当たり、身体要因(アライメント、関節の可動域、筋力、柔軟性、骨密度など)、環境要因(靴、路面、気温、湿度など)、トレーニング要因(ランニング距離、速度、頻度など)、そのどれも精査せねばならない。

数十項目にも及ぶのでココでは書かんが、昨日も数名訪れた高校生の陸上部クン達には、とくにこれから身体が大人に出来上がってくるこの時期が、今後を大きく左右する。 だからこそ、適当に毎日電気当ててマッサージな治療は論外である。

いま見直さなければ遅いのだから。