治す先生か、そうで無いか。

治す先生か、そうで無いか。

季節も良くなり連休もありで、コレからが一番怪我もギックリも来るシーズン。

毎日新患が来るのは嬉しいが、痛くて悪くて来る事を決して嬉しいとは思わない。 痛く無く悪く無く、出来ればコンな所のお世話にならぬのが一番なのだから。

だが残念ながら嬉しいと思う者、一円でも多く稼ぐ事に重きを置く人間がいるのもコレマタ事実。 

治療・医療関係では無いのだが、昔は良い物を提供したいと思っていた者が、今では良い物への追求が金の追求へすり替わり、小生を含め多くの人間の気持ちが離れていった。

小生のところも保険診療を行っているが、症状を無理矢理急性扱いにしたり、一部位でも多く放り込む事はせぬと、スタッフと当初から話し合った。

きっとコレを読んではいるだろうが、実は先日ウチに出入りしている他院の柔整師の若者にこの質問を投げかけてみたら、 「初めからそう教わってきたから...」 と答えた。 小生は当事者ではないが、人を治す人間として、その道を先に歩んできた者として非常にすまない気持ちでいっぱいであった。

それは経営する立場になったら多少経理的な事は考えねばならぬが、僅か十年にも満たない未熟なうちに治療以外、他の商売であれば質の向上以外に気を散ら事などあってはならぬのだ。

良い院、良い先生を見つけると言う事は、そういう事を見極めると言う事だ。 よく飲食店のトイレが汚ければ食べる以前だと言うが、医療であっても行かずともいくらでも見極められる。 

そんな大切な事を、これから治療の道を歩む若者達にひとりで多く伝えていきたいと思う。