アドバイスぐらいシッカリしようよ。

アドバイスぐらいシッカリしようよ。

昨日もひとり、腰痛で散々苦しんだ患者さんがご紹介で。 しかも昨日書いた同業者の患者さんから。 いやはや、偶然と言うのは恐ろしい...

問診の中でその新規の患者さんが 『以前少し通ったところの先生に、「敷き布団一枚で寝た方が腰痛が治る事がありますよ」と言われてやってみた事があるのですが、余計痛くなってやめた事があります。わたし、普段はマットレスと敷き布団で寝ているのですが...』 と。

たしかに薄い方が、硬い方がと言う事もある。 しかし得てして日本人はその逆、しっかり腰と背中が沈む軟らかさを持った敷布団の方が良い。 固くて沈まなければ腰は浮く。 疲労が取れるどころか筋は緊張し、その後支えきれず腰椎は後湾。 そして患者は側臥位、もしくは腹臥位で寝る。完璧逃避行動。 

だから昔から古い布団の綿を打ち直すと言うだろう。アレは固くしてるのか?軟らかくしているのだろう。 板の間で一晩寝てみてくれ、死ぬゾ!

スプリングのマットレスも得てして硬い。 外人くらいカラダがデカければ話しは別だが、スプリングマットレスにベットパット一枚は固い。 女性なら尚更。

テレビの健康番組のように、十把一絡げ的なテキトーなアドバイス。 そこに診察も診断も無い。 そもそも朝起きると腰が痛いとなら説明する事もあるが、そうでなければ他に改善せねばならぬ生活習慣がいくらでもある。

不用意に言った一言で、顧客は患者は不信感を抱き、離れていく。 我が身を振り返り、気をつけねばならない。