アキレス腱痛と決別、マラソン選手。

アキレス腱痛と決別、マラソン選手。

ここ数年、一年に一人二人、箱根駅伝を目指す陸上部の大学生がやって来る。 足部、アキレス腱痛が多いが、股関節や腰痛もやって来る。

金も時間も無く、しかも結構離れたところからやって来る。

一般の患者もそうなのだが、ウチへ来るのは発症から半年以上経ってからやってくるケースが圧倒的に多い。 当然既に数件の治療を受けている。 受け身の治療や、自宅での体操を教えて治るレベルでは無い。 むしろ其れで治るようなら、昨日述べた我々本来の専門範囲外の理由。 たとえ今痛みが消えたとしても、後にその代償を大きく払う事となる。

今現在診ている大学生の男の子も、小生がこの15、16年で診た陸上選手の中で最も優秀。 しかも性格も良い。 しかし半年以上、痛みに苦しんだ。

小生は必ずどの学生にも言う。 『金が無いならハッキリ言えよ、無きゃ無いなりに診てやるからな!』

初診時、その彼も照れくさそうにうなずいた。 三ヶ月近くかかったが、先月の合宿、今週の練習では他の選手と変わらぬペースで練習できるまで回復して。 運動障害、トレーニングエラーの大原則、時間と頻度と強度を此方でも毎回管理もして。

根拠と思っているその根拠が虚無なウンチャラカプセルや、ナンチャラ圧的トレーニング、それら発祥の研究者先生達の現在をたどれば、アナタが思っている事実と現実との差がはっきり分かるであろう。

たとえ今痛みが取れたとしても眉唾はどこまで行っても眉唾。 真実の先にこそ真のゴールがあるのだから。 此方もとことん努力と応援をつぎ込む覚悟だ。来年の正月にTVで会える為に。