最新ストレッチ事情

最新ストレッチ事情

相変らずストレッチに関しても、未だ巷では嘘、偽りが多い。

腰痛でストレッチが基本禁忌になるのは構造学上常識なのであるが、腰痛患者を受け止める様々な医療・治療施設では、50年以上前の腰痛学が日本では多く蔓延っている。

さて、先日2月14日米国運動協議会(ACE)が過去10年の研究を検討した内容をニュースリリースでスポーツにおけるストレッチについて下記の様に報告した。

"運動前にストレッチをしても実際は損傷リスクが低減するわけではない。ただし、ストレッチは練習後などそれ以外で損傷予防に役立つ可能性がある。"

ACEは、筋肉群を最大まで伸ばして30秒間保持する「静的ストレッチ」(静的な脚のストレッチなど)は運動パフォーマンスを高めるわけではないと注意を促している。 練習前に静的ストレッチをすると、逆に、短距離走やジャンプなど爆発的な運動や、最大筋力を発揮する場面で悪影響をもたらす可能性がある。 かわりに、準備運動のルーチンに「動的」ストレッチを含めることをACEは推奨している。

まぁ当たり前と言えば当たり前だが、未だ軽く何も考えずに「あぁ、運動前後にしっかりストレッチしてねぇ」と口走る者は多いが、患者の方が更に一歩先のアドバイスを求めているのだ。

自分の気が付かぬところで患者の信用を失わぬように。