腱板断裂、CRPS、リハビリテーション。

CRPS、鎮痛薬、リハビリテーション。

昨日少々、痺れや神経について書いてみたのだが、本来、当院が目指すところ、専門としているところの疼痛治療。 此れはまだまだ医学的にも良く言えば日進月歩、悪く言えば複雑で未解決な部分も多い分野。 それでもこの数年でこの分野は劇的に進歩した。

ウチにもスポーツ等で骨折や断裂の患者がやって来るのだが、その多くが予後不良。 痛みと可動に不満を持ってやって来る患者。

通常は術後可動訓練等で諸々完全していくのだが、一番問題なのは痛みが強過ぎて可動訓練そのものが行えないケース。 正直この域になると薬物療法が最優先なので小生では成す術無いのだが、立ち向かうのはココから。

今までの経過をくまなく聴取。 

疼痛変わらずCRPS(複合性局所疼痛症候群)と診断、術後難治性疼痛と判定。 だがNSAIDsもオピオイドも効果無しのケース。専門医も器質的疾患は認められず。

筋萎縮、骨萎縮無し、皮膚温・発汗・皮膚のツルゴール・皮膚色異常無し。骨シンチでも異常無し。

さぁどうする?!

上記のようなケースも実際にある。

今朝はスタッフ達と中枢機能障害性疼痛の勉強をしていたのだが、、痛みの原因が器質的疼痛、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛ではなく、心因性疼痛、機能性疼痛、中枢機能障害性疼痛等の非器質的疼痛だと的確に判断しなければならないケースなのである。

此れは小生では出来ない、専門医の資料からの内容だが、この場合、痛みを受容しながら運動療法を行うための認知行動療法的アプローチを行うケースもあるそうだ。 薬量を徐々に減らしながら上記アプローチを行う事により運動療法、可動域訓練が行えるようなり、日常生活でも支障の無い範囲まで回復したと言う。

この認知行動療法的アプローチについて、ウチに数名いるPT君達といろいろディスカッションをしている。 きっとウチでも出来る事が何あるのではと。

我々も日々進化せねばである。