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脊柱管狭窄症と脊髄硬膜動静脈瘤瘻

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間欠跛行を伴う腰痛症の場合、多くの場合で脊柱管狭窄症を疑われる。 画像検査で狭窄と思われたら其処で確定的に診断されてしまう。

しかし、脊柱管狭窄に伴う身体所見が必ずしも全てで無いケースがある。 むしろ出ていたとしても他の原因、要因も考えねばならぬ。

そのひとつに姿勢変化による増悪をあまり伴わないケースがある。 そのような神経原性間欠跛行は神経根の虚血が疑われる。 上行性神経障害の場合は硬膜外脊髄圧迫でも起こる事を知っていれば画像診断も変わる。特に胸髄のレベルでは画像はピットフォールと成り易い。

脊髄動静脈奇形で最も多い脊髄硬膜動静脈瘻は、歩行障害・感覚障害を伴うので、脊柱管狭窄症として見過ごされるケースが多いのである。

覚え書き的な内容になってしまったが、常に多角的な目線で診察をしなければならない。 画像診断は確定診断に使うものなのだから、身体所見で診察診断まで辿り着かぬうちにの画像検査は間違えた方向へ導いてしまう事もあるのだ。 診察力を磨こう。 

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2012年10月18日 09:13に投稿されたエントリーのページです。

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