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傷害と3Mテーピング

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昨今のスポーツメディスンでは、膝靱帯再建手術後リハビリ期間であっても装具・サポーターはおろか、テーピングさえ殆どしない。 練習でしなくとも、流石に復帰試合ではテーピングぐらいはするが。

そもそもテーピングの意味や意義の理解が、スポーツ選手と一般スポーツ愛好家では大きくかけ離れているのである。

たとえばスポーツ愛好家の患者に、テーピングはいつするのか?と尋ねると、痛い時と答える。 それをどのような時にテーピングはするものか?と質問を変えると、痛くなりそうな時と答える。 この微妙な答えの差、認識のブレがテーピングの効果を100にとも0にとも変化させてしまう。

不意に突然患部にかかる外力があった場合、その力を最小限にとどめる予防の為にテーピングをするのか、痛いのをゴリ押しして動く為にテーピングをするのか。 役割は同じかもしれないが、その意義はまるで違う。

スポーツ選手の様に日々高負荷高頻度で運動している人間にとって、一度怪我した所の痛みがゼロと言うのは現実的には難しい。 しかしその微妙なところに実力を発揮するのが我々治療家やトレーナの役割なのである。 テーピングの力、プラス我々の力。 どのタイミングで何処にどのように貼るのか!? 伸縮と非伸縮テープを使い分ける。 時にMIXさせる。 それと選手自身が自由に使える自着性バンデージも。

最近当院でも採用している3M社さんのテーピングはかなり良い。 小生の使い方に非常に合っている。 昨日も同じ事を書いたが武器にするか凶器にするかは使い方次第。 何事もウンチクよりも意義の方が重要なのである。

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