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本当の運動療法とは。

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スポーツ・運動傷害専門の様なキャッチを良く目にするが、そもそも運動療法とは何であるか?!

スポーツ障害、慢性障害において、そのコンセンサスをどれだけ理解しているかにかかっている。 捻挫や打撲、外傷であれば原因理由は明確だが、不明確な場合や慢性であればあるほどその機能障害の制御に多くの問題がある。 極端な話しだが外傷であっても、より高度な身体制御・姿勢制御が出来るのであれば避ける事や最小限にすることは可能かもしれない。

整形外科に訪れる患者が訴える痛みの多くは、自然治癒傾向が多い痛みである事は承知の事実。 異常無いねハイ湿布で治るのは子供でも分かる。 打撲だって捻挫だって、オーバーに言えば骨だってくっ付く。 そんな多くの痛みを診るところは五万と在り、ハッキリ言って何処でも良い。 問題なのはなかなか治らない、何度も繰り返す慢性障害をどう診るかだ。

一連の運動連鎖や変動性を邪魔しているもの。それらをどう削除、改善していくか。 仮に動作性の低下が特定の部位、軟部組織にある場合、それらを直接的にアプローチして改善していくのが様々な徒手療法士であり、COGやBOSを理解し、体性感覚異常を取り除き、運動反応、運動学習のパターンを増やすのがスポーツトレーナーなのだ。

当然選手・患者に対して両局面からアプローチ出来たら理想である。 しかし実際は此方側の問題だけで無く、受診側の理解度の問題もあり、現実ではなかなか理想的実現は困難である。 小生のところでも少しずつではあるが、その問題点を毎年僅かではあるが改善の努力に取り組んでいる。

スポーツ選手が沢山来ている、沢山診てるからウチはスポーツ専門なんて時代はとっくに過ぎ去っている。 解剖学と機能解剖を形にしてこそ、真の運動療法になりえるのだ。 一般に浸透するのはまだまだ当分先である。

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2012年09月20日 08:38に投稿されたエントリーのページです。

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