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肩と膝の関連性

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肩と股関節と言いたいところだが、ココは敢えて膝。 

姿勢制御の身体情報に足関節と股関節が重要な役割を果たしている事は以前書いたが、前後左右、その両方の制御の影響を受けるのが膝関節なのだ。

年齢・性別・スポーツ関係無く、とにかく膝の患者が多くやって来る。 腰の次ぐらいではないか。 

膝であれ腰であれ、部位や症状関係無く、患者にもっとも初めに問うのが、 『痛みを止めたいのか、治したいのか?!』 である。

痛みが無くなったらまた以前の様に、動ける走れる、生活が出来ると思っている患者が多いが、まずそれは100%無い。 どのくらい短期でみるかにもよるが、まぁ1、2週間ならそんな事もあるだろう。 そんな短期間だけ良くなったって全くもっても無意味な筈だ。

今ある痛みだけをとめるなら、注射や薬には敵わない。 電気や針、グリグリ押すなどして強い刺激を与えれば多少の除痛もはかれる。  運動器性疼痛なのか神経障害性疼痛なのかを正しく診察診断出来さえすれば、レッドフラッグ因子が無ければ治癒改善の治療において、運動療法の有用性は非常に高い位置に持って行く事が出来るのである。

患者も治す側もそれさえ心底理解する事が出来れば、走る時に腕を振れ!と言われた事が在る等に、骨格構造解剖学以外にも、一連の運動連鎖と制御を考えてみれば、やれる事、治療の引き出しは無限に有り、治る可能性はゼロにも100にもなるのである。

肩・肩甲骨を使って膝関節を治す。  その意味が分かるであろう。

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2012年09月09日 08:16に投稿されたエントリーのページです。

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