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2012年08月 アーカイブ

2012年08月01日

合宿前後のスポーツ障害

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スポーツに勤しむ若者達の、この時期きまった年中行事。  合宿。

小生も散々経験があるが、練習と暑さの苦しさで、もう何が何だかさっぱり分からなくなっていた記憶が在る。 今振り返ればそんな苦しさも良い思い出なのだが。

毎日毎朝毎晩、休む間もなく1週間以上練習の日々が続いたのだが、打撲捻挫こそあれども、幸いにも大きな怪我にみまわれる事は無かった。

先日ふと、この数年のこの時期を振り返って気が付いたのだが、成人で趣味でスポーツに取り組み、知人友人、クラブチーム単位での合宿では、転倒打撲捻挫がその殆どを占めるのだが、小・中・高・大学生の合宿では、怪我障害の確率より、その後数週間後に発症する運動障害の方が圧倒的に多いと言う事。 合宿中とは明らかに違う原因に変化しているもの。

患者側・学生側ではその違いを正確に理解する事は非常に難しい。 治療する側であってもその違いを精査して治療にあたっているケースは少ない。

オーバートレーニング、過使用症候群に完璧に陥ってしまわぬよう、最大に避ける事を大前提に置いた治療。しかも練習を休ませずに。

通常練習と合宿期。 目の前に在る事だけでは無く、その時期時期に、個々に合った治療を提案する。 机上の理論では無理なのである。 早くでは無い。シッカリ治そうではないか!

2012年08月02日

朝から本気減量トレーニング

今朝はひっさびさ本気で患者さんと減量トレーニング。

いやはやマイッタマイッタ。 自分で組んでおきながらマジマイッタ。

90分間のサーキット。 同世代男性患者さんとサシでトレーニング。 フラフラでしたわ。

有酸素運動でリミットで、食事療法でリミットで、さてその先数キロ健康的にバシッと落とす最後の手段。 最後は流石に大げさだが、必殺技ですナ。

此れを週3。 痩せない落ちない訳が無い。

3か月... 


キツイな...

2012年08月03日

この時期真夏のお弁当

とにかく若者は食べなければならない。 特に部活の学生は。 

そこでこの時期お母さんのアタマを悩ますのが食中毒。 この作ってから何時間も過ぎてから食する事になるお弁当。 それでなくても痛み易いこの時期、更に細心の注意が必要である。

まず第一に問題なのが、熱。 炎天下のグランドに放置し無い事はもちろんだが、調理時から熱には注意が必要。 

中まで火を通した調理は当然だが詰める時、ご飯は粗熱が取れてから詰める、おかずも良く冷めてからが重要。 ここで数分焦って雑な作業をしてしまうと、後で取り返しのつかない事になってしまうのだ。

次に重要なのが、水分。 この水分も、痛みを加速させてしまう。 出来る限り汁気は切ってから詰める。基本的にゆで野菜、煮しめ等は避け、水分の出ないおかずを選ぶのだが、キッチンペーパーで煮汁をとる事も工夫の一つである。

あとは殺菌効果のある食材、梅干し、生姜、ニンニクや、カレーなどのスパイスを積極的に使うのもてだ。

とにかく夏は菌の繁殖が異常に早いのだから、調理時にはいつも以上に小まめな手洗い、弁当箱や箸などの電子レンジ等を使った高温殺菌も普段からの作業の一つと心掛けるのも良い事だ。

何を食べるのかだけでは無く、様々な角度から食事の注意を心掛けたいものである。

2012年08月04日

診察してますか?!

“診察(しんさつ)とは、医師・歯科医師が患者の病状を判断するために、質問をしたり体を調べたりすること。医療行為の一つであり、医師と歯科医師以外の医療従事者は行うことができない。”

まぁ、法律からしたらそうである。 法律でやってはいけない行為は、当然学校でも教える訳が無い。 たとえ病院に勤めたとしても診察・診断は医師がするものであり、その他の医療従事スタッフが臨床の場でその経験を積む機会は基本的に無い。

しかし実際に痛み、苦しんでいる人間相手に、なかなか良くならないと言う人間相手に、何処へ行っても、どうしたら良いのかと言っている人間相手に、今一度精査した診察をしなおす必要性が在るのであれば、誰かが今以上の診断診察のスキルを上げねばならないのは必至であろう。

我々の様な理学的な治療の現場に居る人間の多くが、病状と検査によってのみ診断をしている。 

原因が分かり、治療を組み立て、その再発防止にも勤める。 確かに間違えても悪くも無い。 しかしそこに、治したい良くなりたいが、今やっている事、スポーツや仕事は一切やめたく変えたくないと言われた場合、治癒とは別方向の思考も必要だ。

休まず治す。 何よりも難しいが面白い事なのだ。 先ずその前に診察診断力を磨かねばである。

2012年08月05日

結局のところ筋トレリハビリ。

昨日、2か月寮生活インターン実習から返って来たPTバイト君と久々再開。 もうかれこれ2年以上ウチでバイトをしている彼。 誠実で真面目と言う言葉が彼にはピッタリ合う。

実習中の出来事について、病院とはまた違った目線から色々話し合ってみた。

検査や測定に多くの時間を費やす。 悪い事では無く、重要な事ではあるのだが、患者にとって最も必要な事かどうかはかなりのケースで、まず微妙。 重要な事と必要な事に温度差が生じている事がある。

可動を広げるストレッチや関節アプローチ。 可動が狭くなる原因によっては、裏目に出る事。 よくなる事と悪くなる事のケースを同じ数だけ頭に思い浮かべる事をしているかどうか。

最後に筋肉。 筋力や神経促通だと理由を付けてやるわけなのだが、結果筋トレ。 患者に対してやっている事を客観的に見れば、マッサージとストレッチと筋トレ。 あと歩行等の訓練。

マッサージはマッサージ師で、ストレッチ・筋トレはトレーナー達が勉強し、日々そのレベルを上げている。 では病院で働くリビリテーションに従事している者の領分とは何なのか?


筋トレでは無い、ストレッチでは無い、訓練士でも無い領分。 それこそが何処へ行っても治らないと困り果ててる患者が求めるもの。 決められた事を代々引き継ぎ行うファーストフード店のマニュアル的な治療になってはいないか!? 治すと言う事に、真剣に治す気持ちで取り組もう。

2012年08月07日

キッパリ分かれる同業患者

鍼灸指圧に柔整師、整体カイロにPT・OT。ありがたい事に医師の方までと、患者で毎週来てくれる。 いつになっても未だに毎回緊張するわ。

何にせよ、同業に気に入られるのは嬉しい事だ。 

毎回会話で此方の方が多くの事を学ばせてもらっている。 時折ビクッ!とする質問も投げかけられるが、以前ウチに勤めていたOTちゃん精神にのっとってドンマイで切り抜ける。

同業者であっても、基本皆最初は身体のどこかに不具合を抱えてやって来る。 小生のところへ来る前に自分なりに色々対処を困じている。 そしてその質問の多くは、自分はいったい何処が悪いのか、何が原因なのかと言うもの。

この、何処が何がと言う事の捉え方が、同業者であってもキッパリ分かれている。

例えば何処がと言う質問に対して、筋肉や神経系の様なものを浮かべ、何がと言うと筋力や命令・協調的な事だけしか考え無い。 一番最初の取っ掛かりとしてであるのならかまわんが、そこだけで所見に理論付け、リハや治療のプログラムを作ってしまう。 重要なのはそこから先の思考。

確かにある特定の筋肉の筋力、柔軟性・可動性が低下していたとする。 何故そこがそのような状況になったのかを踏まえたうえで、全く別の個所、原因が一連の連鎖を引き起こしているかとも、数パターンにわたり列挙し考察する。 しかも一番重要なのは、幾重にも重なり合う今後の治療プロトコルが重要となるのだ。

ゴルフのレッスンを受けたとしよう。 自分のフォームの問題点を指摘してもらい、正しいフォームを教わる。 しかしその指導が一回で、一か所の訓練や練習で終わるものなのか!? 幾つものステップを踏み、そして正しいフォームへとたどり着く。 

指導の仕方は万人に対してひとつでは無い。 百人十色、人それぞれ。 原因や目的が同じだとしても、そのステップは皆違う。 よくなる患者、末長く付き合える患者は皆その事に気が付いている。 気が付く事が出来ぬ者ほど、すぐに結論や自己判断を下し短期となる。

本を読んで講習会にワンサカ出て、お勉強して資格取って大満足。 それで全てが解決するのであれば、世の中名トレーナーや名医だらけだ。 頑張って少しでも多く張り巡らそうではないか!

2012年08月08日

求人採用独身寮

寮まで完備な大企業では無いが、過去には数人、院に住み込みと言ってもイイんじゃネーかと言うほど生活の全てを治療に注ぎこみ近隣に住んでいたスタッフもおり、その家賃も負担してあげていた。 

当然若いウチは実家通いの方が諸々ゆとりもあり楽なのであろうが、時間やお金、様々なものを切り詰め計画し我慢をして生活している者の方が、数段数十倍格段に上達も早いモノだ。

現在は女子一人を除いて他のスタッフ全員ほぼ実家。 まぁお陰さまで現在在籍スタッフは厳選した甲斐もあり全員優秀。 頭が下がる。

最近面接でGutsある人材は激減したが、その分真面目勉強熱心君は増えた。 それはそれで良し。

さてまだまだ此れからやって来るであろうか!? 楽しみである。

2012年08月09日

今年の夏は夏休み無しで!!

頑張りますよ! 今年の夏は!!

いや単に暇なダケですわ。 いつも暇ですケド...

日中の電車、高速道路や幹線道は平日もいつも以上に混雑しているようだが、街中はクルマも人もまばら。 流石に夏休みか。

会社員、フルタイムで働いている人がターゲットな当院、元々平日午後は狙い目なのだが、今週来週はいつにもまして狙い目。 いや、狙わなくても的中状態。 

昨年からスポーツに熱心に取り組む小中学生の患者が激増したが、ここだけは夏休みの甲斐あって平日日中に沢山来てくれる。 しかも遠くから。 塾や練習、お稽古ごと習い事に日々追われる彼ら彼女ら、小生よりよっぽど忙しい。 通常はなかなか提案通り治療出来ぬのだが、やっとここでキッチリいつもの倍以上治る。 そして合宿を乗り越え、秋の大会へ向けて全力で。

子供、学生諸君よ! 夏を制する者は勝負を制す!!だ。  ガンバレ! 小生も頑張る。

2012年08月10日

専属トレーナーの必要性。


改めてスポーツトレーナーの必要性、特に今回はトレーナ等にサポートしてもっらってのコンディションの必要性について少々書いてみよう。


昨今、TVや雑誌などで、有名一流スポーツ選手の密着ドキュメントを見る機会が数多くある。 そこで殆ど全ての選手が専属トレーナーをつけてトレーニングはもとより、定期的にコンディション作りに勤しんでいる姿を見た事が在るだろう。

こういう話しをすると、コンディション作りの重要性を理解していない者ほど、『彼らは専属付けれるぐらいお金が在るから』、『そんな時間もお金も自分らには無いから』と言う。 ではリラクゼーションの為にトレーナーを付けているとでも云うのか。

確かに特定の競技のある一定以上のスポーツ選手は経済的にゆとりが在る。 だが全ての選手が経済的に全くもって問題が無いし、有り余るほど時間が在る訳でも当然無い。  現実はそう甘くは無い。 フルタイムで働き、練習場所も無く、そしてチームの為にアルバイトまでもする選手だって数多く居る。 全てにおいてギリギリまで生活している彼ら。 ギリギリだからこそ怪我などは一切出来ない。 だから誰よりもコンディション作りの重要性を良く分かっている。 意識の高い選手ほど。

運動はしたい、トレーニングはしたい。 だからそれ以外に時間もお金も微塵も割けない、割きたくない。 自分だけが辛い訳では無い。状況は皆同じだ。


現実的に専属トレーナーをつけたら、一般個人負担では少々現実的では無い金額かもしれない。 ならば現実的な範囲で、許せる範囲で計画的にコンディショニング作りをするべきである。 専属とまでは言わないが、我々のような仕事も言わば週一、二、定期的に身体の調整を行うパーソナルトレーナーなのだ。 

当院にはアスリートサポートプログラムと言うものもある。 意識を高く持つ若い選手を応援したい。 ただそれだけである。

時間が無い選手。
練習が忙しい
怪我をしたらもともこもない。

今一番必要な事。

忙しい人は皆コンディションを無視しているのか

2012年08月11日

良い先生と旨い飲み屋は...

良い先生と旨い飲み屋は裏路地に在るもの。


小生のところもバッチリ裏通りであるが、何も好き好んで目立たない裏通りに出した訳では無いが。


その昔、マッサージ院などと言うモノは裏通りのうらびれた所にあって当然と言われた。 それが40、50年前のある時、今では名の知れたある先生がはじめて都会都心の真っただ中、渋谷の中心地に鍼灸院を開院された。 当時は同業諸先輩達にそうとうバッシングされたそうだが、今では気軽なマッサージショップがどの町、どの商店街にも軒を連ねている。

小生も休日肩など凝ると、頭をカラっぽに気軽に利用する事もある。 

それはそれで良い。 しかし痛くて悪くて困り果てて行くところでは無い。 

商売目線で考えればそれは当然人通りが在り、目立つところの方が良いに決まっている。 では逆に人通りが多い商店街ではいけない事は何であるか?!

騒音等の環境的な問題は容易に想像はつく。 それよりも何よりも治療に影響が出るのは質の問題。 此れは患者側も治療する側も。

全ての事を治す事、良くなる事に最大に努力を払えているかどうか。 患者や治療よりも、少しでも立地の良い所へと最優先に考えるなど、見ずして会わずして治療など受けずして、何処よりも誰よりも治す先生では無い事ぐらい子供でも分かる。

楽に情報が入る時代、何でも楽に安く簡単に手に入るのが当然と考える昨今。 手間、暇、金では手に入れる事が出来ぬ事、理解出来ぬ事が山ほどあるのだ。

こだわりの逸品を手に入れようではないか!!

2012年08月12日

盆で連休、ダイエット!!

大人ともなると、学生の様になかなかまとまった休みは取れぬもの。 勉強以外、スポーツ・練習に毎日時間を費やせた学生時代を懐かしく思う。

週一の休みではやる事も多く、余暇と言われる部分は月トータル数時間。 やはりまとまって何かが出来るのは盆暮れ正月、&ゴールデンウィーク。 数時間まとめて毎日走ります。 この時期、完ぺき紋白蝶に抜かれるような速度で。

しかし、気持ちに勢いを付けるには良いタイミング。 ダイエット・減量を気合いを入れて始めるには良い季節。 この真夏の真っただ中で始めると、意外にも年末まで続くもの。 涼しくなって始めようなんて、ハナっから自分を緩めてスタートしようと思う気持ちの時点で、もう
オマエは終わってる... (ケンシロウ風)

特に今年は当院は夏休みもとらずに診療。 数名の方向けに特別減量パーソナルメニューを作成し、毎日2階のラボ&自宅で頑張ってもらっている。

ジッとしててもカロリー消費するこの時期だからこそ、気持ちもカラダも引き締めようではないか!!

特に既存患者達よ、今すぐ立ちあがれ!!!(笑)

2012年08月14日

八方美人で天候不良

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せっかくの夏休み、盆休みではあるのだが、広範囲にわたって突風雷雨の悪天候。 みなさまくれぐれもお出かけの折はお気を付け頂きたい。

不景気&小生の努力不足か、平穏無事な忙しくも慌ただしくも無い毎日を過ごしているのだが、此処に来て急な傷害、連絡が必ずやって来る。 毎年の事ではあるのだが。

そこで一番困ったパターン、既存・既存じゃ無い関係無く、祝祭日連休中だからと言ってとにかく手近に身近に、すぐ診てやってくれるところを行くパターン。 此れ、本当に予後が悪い。

既存患者には普段からそんな話しは良くするのだが、いざ急に痛めてしまうと焦るのか、説明していた事など一気にブッ飛んでしまう。 ブッ飛んでしまうならまだ救いがあるが、常に八方美人、自分は色んな人と上手に付き合えると思い込んでいる人が最もタチも予後も悪い。

昔ならまだしも、今どき何処かへ出かけるのに天気予報を全く気にも確認せずに出かける事は少ないだろう。 大事な旅行、大事なしないなら尚更、気にも準備もするだろう。 晴れてくれりゃぁ、イイなぁ~~、なんて祈ってるようなお気楽じゃ困る。

自分に都合よく考えて、損得利害を全部自分中心で。 良くある被害者心理で治療にあたっては治癒は長期化する。 交通事故患者の殆どが加害者では無く被害者、CVAも過去より未来の人生に重きを置いて取り組む人ほど効果・成果も大きい。

自然は自分に都合よく動いてくれはしない。 生理現象もそうだ。 一番大切なところを自分に都合よくしてはならんのだ。 ウチへ訪れるような疾患の多くが、患者本人が思っているより速く治るのであるから。

2012年08月15日

毎日夏休みでランニング

社会人の皆さん、年に数回の連休、ガッツリまとめてスポーツしてますか!?

バブル期と違って猫も杓子も海外旅行と言う時代では無くなった。 出かけたとしても近場、それもまったりのんびりリゾートでは無く、何かキッチリ目的を持って出かける人が多い。

例えば今回も5連休ぐらい取った人でも、途中一回は皆で出かけて登山やトレイルランをしたとしても、残りの日はいつもの自宅周辺をランニングと言うのが多い。

傷害と言うモノは、得てしていつもし慣れない事をした後に発生する事が多い。 だからこの時期盆暮れ正月、GWに肉離れとぎっくり腰のオンパレード。 

嬉し過ぎて楽し過ぎて、いろいろはしゃぎたくなるのは良く分かるが、何事も日々変わらずコツコツが大切。 くれぐれもお大事にである。

2012年08月16日

盆中診療で新患

多いですわ、今週盆中の新規患者の問い合わせが。 

16年ほど前の開院年以来の夏休み無し診療。 スタッフは交代交代お休みなので、まぁ予約の方も目一杯詰めてはいなのだが、それでも朝から電話や何やらで、中以上に受付はバタバタ。

此処で少々毒を吐くが...

実は昔から、少々この時期のジンクスがある。  世間一般な大型連休、特に前日にやって来る患者のお行儀の悪い事と言ったらなんやら。 カルテに存在しない住所は書くわ、問診でウソは書くわ。 痛くも無いのに、痛くてどうしょうも無いから今すぐ診て欲しいと言う。 もちろんぴんぴんスタスタやって来る。 逆にコッチが、ビッコぐらいひいて来いよ!! とツッコミたくなる。

それで無くとも超混みナ連休前日。 ムリクリとっても既存患者に迷惑もかかる。 それでも『痛い時はお互い様だから!』と既存患者は言ってくれるが、必要以上に迷惑も甘えもかける訳にはいかない。

いつも以上に丁寧に慎重に問診・聞きとり、対処等を説明していても、話しをしている最中から、今すぐ診てくれないなら意味が無い!ぐらい言う患者も少なくないのがこの時期だった。 自分で言うのもナンだが、お陰さまで年もとり、多少大人になったせいで最近では我慢して話しを少しは聞くが、10年前だったら完璧完全怒鳴り返していたところだ。

しかし今年は少々、その状況が違う。 やって来る新患、皆普段はバリバリ働いている人ばかりであり、とても忙しく、ウチの事も以前からネット等で気になっていたと言う。 此れは治療家冥利に尽きるお言葉。 ありがたいありがたい。 そう言われちゃ、120%の力で診ないワケが無い。

と言っても混雑は混雑。 今からであるとどうしても来週になる事が殆ど。 小生もスタッフも全力で応対するので、困った時は是非ご連絡頂きたい。

2012年08月17日

忙しい...

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開けても無駄に終わると覚悟していたのだが、予想外の盆中混雑。 夏バテなのか老化なのか、そもそもいつも暇なせいなのか、今週終日バッタバタ。

昨日も書いたが、新患さんが多い事は良い事だ。 しかも通りすがりでは無く、以前から来たいと思っていてくれた患者さん達。 そうそう、ネットで評判などと打って口コミ検索しなきゃ行動取れないのと分け違い、自分の目と頭で選んでくれるのは嬉しいモノだ。

うちに5人いるバイトちゃん全員PT(理学療法士)の卵にタマタマなってしまったが、その彼らはもちろん、同業患者は特に理解してくれているのだが、整体接骨院はもちとん、病院のリハビリテーションとは根本的に全く違う治療の組み立て方、考え方だと言うウチの存在。 この違いの重要さを理解出来るか否かで予後・競技成績に大きな差が発生する。

この一年、群を抜いて多いマラソン男子。 その殆どが30代であるのだが、当然皆フルタイムで働き残業もあり出張もあり、そんな状況下の少ない時間・休日に40キロも50キロも走ってしまう。 当然準備やトレーニングも日常皆無で。  ソリャ怪我するわナ。

怪我をしてしまった事実は良くない事であり、それを呼び込んでしまったのは自分のせいなのだと。 たとえいくら他人のせい、自分以外のモノのせいにしようとも困るのは自分なのだと理解している。 社会人として働くと言う事はそういう事だとしっかり理解している。 だから問題解決の提案にたいして非常に前向きに取り組み、趣味を休まず走り続けたとしても2、3か月で必ず治癒する。

大切なのは自分で解決するものだと言うスタンス。 スイスのあるクリニックで働く医師が言っていた事なのだが、長年よくならない患者ほど、間違えた学習によってその悪循環から脱出出来ないものなのだと。 間違えた学習は正しい学習によって直すものだ。 だから患者に自分で問題を解決する手助けをするのが本来の我々の仕事。 他人に押して揉んでもらったり、薬や注射、サポーターで治そう楽にしようとしては、結果その問題解決にはならないのである。

解剖学を理解する事でも無く、知識を付ける事でも無い。 伝えなければならない大切なもの。 それにお互いが気が付いてこそ、はじめて成果が在るのだ。 夏休みで、頭に多少ゆとりが在るこの時期だからこそ、頭を使って治そうではないか。

2012年08月18日

続けると止める勇気の違い

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スポーツにせよ治療にせよ、どんな仕事にせよ、現状改善しない者の多くに思考・行動を180度転換出来ぬ傾向が強くでる。

継続は力とも言うが、好きな事、やりたい事を継続する事は子供でも出来、特に称賛には値しない。 嫌な事、苦手な事、嫌いな事、他人が嫌がる事をしてこそ、動物では無く人間としての価値が在る。

好きな事は誰でも続けたいし、止めたくは無い。 しかし現状に問題を抱えているのであれば、一度その状態をリセットする必要性が在る。 リセットし、初心に帰る。

口で言うのは簡単だが現代社会、特に情報が多く氾濫する昨今では、少しでも自分の思考・行動を肯定してくれるところを探しまくり、ホラやっぱり自分は間違えていなかったんだと永遠にゴールと発展の無い自分探しの旅へとさまよう。

小生が競技に打ち込んでいた頃、誰から聞いたか教えられたか今ではまるで覚えていないが、 “勇気あるリタイア明日への一歩” と云う言葉を常に胸に抱き、取り組んでいた。 と同時に、勇気とは何かと自問自答していた。

今でも常に、スタッフにも自分にも言い聞かせている事、それは『常に自分が間違えているのかもしれないと考えて、行動しなさい』 と言う事。 たとえそれが自分以外のところに問題が在ったとしても、自分の努力で何か変える事は出来ぬものかと考えなさいと。

自分自身と真剣に向き合い戦う勇気を持ち、初心に帰り一から出直す。 そしてその気持ちをブラさず、また一から積み上げる。  初心貫徹。 欲に左右されてはならんのである。 本当の敵は自分自身の中に居るのだ。 自分と戦え!

2012年08月19日

ほぼランナー専門。

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ジョギング、ランニング、マラソンにトレイルラン。 いやはや本当に走る系患者が多い。 テニスやゴルフの比じゃ無い。

膝はもちろん、踵にアキレス、股関節に腰痛と痛めるところは様々。 何処が痛かろうと、痛みの原因が “走る” と言うところだけに在るのなら、非常に短期間で治療は完了する。 しかし多くの場合、その完治を妨げる多くの理由が走るという事実以外に存在する。

重篤で緊急であれば何よりも対処が優先する。 しかし殆ど全ての運動器疾患に運動療法が最良と言う事を考えれば、薬剤や物理療法であっても完治にとって最良とは決して言い難い。 此れは世界的に見ても当然の事実。

先日、今年に入ってやって来たランニング系の患者を数カ月さかのぼって見直してみた。

当院では必ず初診時に、この症状はその間隔でこの期間は診させて欲しいと、全ての患者に100%提案をしている。 その継続来院と完治をザクッと計算してみたのだが、継続と完治は85%強。若干期間が延びたケースも数件あったせいで。 不規則不確実通院になってしまったケースの完治は70%、当然治療中断のケースはその後会っていないので計算のしようも無いが、まぁ3名であった。

小生より遥かに腕の良い先生から言わせたら笑っちゃうような数字なのかもしれんが、原因を考えれば上出来な数字だとも取れる。 上記の患者のほぼ全てが発症から数カ月、しかも散々ブロック注射等をされてからの事を考えれば。 

患者は治ったら来なくなるが、治らなくても来なくなる。 どちらにせよその後を知る由も無い。 だからスタッフには治った治らなかったでは無く、今日の治療よりも明日の治療をもっと良くする、質の高いモノにするにはどうしたら良いのかを、毎日毎晩ミーティングする。 その毎日の地味な積み重ねしか、自分自身をアップデートする術は無いのだ。 自己満足勉強マニア、資格取得マニアには、ウチのスタッフは誰ひとり負けはしないと自負する。 

今日も予約空きなく夜までビッチリだが、皆で頑張るとするか。

2012年08月21日

盆明け毎年富士山へゴ―!

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毎年毎年、今年が最後最後と言いながら、やっぱり今年も行ってきました富士登山。 正確には行かされマシタ。

横で、20年以上富士山のガイドをやっていると言ってたオッちゃんが、 「富士登山でこんな雲ひとつない晴天が終日続いたのは初めてダ!」 と言うほどの絶好のと登山日和。 お陰で筋肉痛より、本日は日焼けと戦ってオリマス。

なんだかんだ毎年患者友人引き連れ総勢10名強での富士登山。 ホントに今年が最後にしたいものですわ。(笑)

人出も車も過去例が無いくらいの大混雑。 そのせいか今年の山小屋は9月の閉山までやっているそうです。 確かに辛いですが、一度はお勧めいたしますよ、富士登山。 一度でイイケド...

2012年08月22日

富士登山とサプリメント

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過去例を見ないぐらいの晴天に恵まれた一昨日の富士登山。 そのお陰で、コレマタ過去例を見ないくらいの日焼けに、スタッフ・友人一同悩まされている今日この頃でアリマス。


さて、異常ともいえる最近の富士登山ブーム。 小生達も他人の事は言えんのだが、未だ行った事が無い多くの患者からは、来年行くなら是非参加したいと幾度となく言われる始末。 しかし、行きたい気持ちはあれど心配なのは体力。 それと高山病。

毎年患者連れ、友人連れで十数名で登るのだが、その殆どが登山初心者にも関わらず高山病でリタイアしたのはほぼゼロ。 此れには小生なりのちょっとしたアドバイスを全員にしたせい。

それは鉄のサプリ摂取を勧める。 正確には小生が持参するので、一定間隔で皆に摂らせるのだ。

高地では気圧も下がり酸素も少なくなる。 すると脳は常に一定の血流量を保ちたい性質上、血管が拡張しさせ、それが頭痛へと繋がる。 100%防げる訳ではないのだが、軽減させる為に一番手っ取り早く効果的なのが鉄サプリの摂取なのである。 しかしこの事実は意外にも登山愛好家の間に未だ広まってはいない。

だからと言って鉄のサプリを取れば何でもいいとは限らない。 鉄は吸収が悪い上に、過剰摂取は大きな副作用も誘発する。 多くのサプリメーカーは吸収を高めた事を大きくうたうが、逆にそれが裏目にも出る。

まず鉄に限らず全てのサプリに言える事なのだが、原材料は必ずチェックして欲しい。 そのビタミンが無いから精製されたものなのかを。 当然天然素材が良いに決まっている。 巷に出回る多くの安いサプリが合成ビタミンなのだ。

それとその吸収のスピード。 剰摂取の恐れがある鉄分は出来るだけゆっくりと体内に吸収させることが非常に重要となる。 良いサプリと言うモノは6~8時間かけてゆっくりと鉄分が吸収されるよう、タイムリリース加工という特殊な加工を施している。これにより血中の鉄分濃度を一気に上げることなく、その効果・パフォーマンスを効果・効率的、継続的に発揮できるのである。 気休め摂取でサプリをとっているのならとやかく言わんが、スポーツやアウトドアの場面ではより質の高いサプリを是非選んで貰いたい。

当然小生が勧めるものは100%天然素材で、効果的に加工を施した物に限定している。 実は小生が前職で直接担当し、取り扱っていたもの。 当時大手デパートバイヤーと打ち合わせしたのが、未だに店頭で最上級商品として取り扱われているをみると非常に嬉しい。

治療と同じで、耳触りの良いキャッチコピーに騙されてハートを掴まれぬよう、気を付けてもらいたい。

2012年08月23日

集中的女子選手

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集中的に来てますわ、女子のスポーツ選手が。 他同業よりブッチギリで男子患者率が高いウチとしては珍しい。

陸上、体操、サッカー、水泳、ソフトボール。 バレーボール、バスケにダンス全般。 まぁこの辺は昔から多いところ。 最近珍しいところでは女子格闘技系やチアリーディング。 人気なんですねぇ~。

打撲捻挫などの外傷的問題ならば薬や電気、押す揉む治療、対処療法でも十分。 しかしヤッチャッター!的な明確なものが無い、障害性疼痛である場合、その根本的な原因に対して対策を講じなければ再発は確実であり、競技成績向上はかなり険しい道のりとなるのである。

動作問題点の導き出しには客観性だけでなく、選手本人の主観的情報も重要視せねばならない。 口で言うのは簡単な事だが、実際は非常に難しい。名コーチ、名トレーナーと云われる人達は、皆特にこの部分が非常に優れているのだ。

機会や検査で全ての問題が解決するのであれば、世の中から怪我で苦しむ選手は居なくなり、全ての選手が全員世界記録となるであろう。 そんな事は絶対無いのだが、そうする事こそが目標なのである。

時間をかけ、一歩一歩、確実に、実直にだ。

2012年08月24日

卒後教育と前職場

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突然だが、転職した事はあるか? 職を変えると言う部分で言えばバイトでも良いだろう。

では職を変える理由として、何が一番常識的なのだと思うか?!

嫌だから辞める。 まぁそれも理由だろうが、本質的理由がスキルアップ等であるのが大人として常識的理由であろう。

卒後教育に話しを変えるが、なかなか就学期間で全てを学ぶことが困難な医療の場合、現場で使うほとんどのスキルは卒後の経験が大きく物を言う。  しかしやみ雲に何でもかんでも経験すりゃ良いって事では無い。 重要なのはその意義と取り組み方である。

何のために何を学ぶのか? 今の自分にとって、此れからの自分にとっての優先順位が正しいのかどうなのかを客観的に判断しなければならないのだ。

居心地が良いと言うのは、多くの場合自分の意にそぐわない事が無く、不平不満が少ない状態の事を言う。 たとえそれが1年であっても2年であっても、社会人として働いたその期間は重要な経験であり、その経験を今後の自分の人生に常に生かしていけるかどうか、積み上げた経験として離職後もうまく付き合う事が出来ているかどうかで、人生の時間が経験と成り得ているか決まるのである。 小生は未だに月に何度も前職の同僚達から学び、助けられる事がある。 掛け替えの無い友人であり、経験であったと、今でも感謝を継続している。

ウチを例にとっても、過去のバイトちゃんであってもマメに顔を出す子とそうでない子に分かれる。 今の仕事の質を上げる為に、振り返る為にウチを再度訪問してくる。 今の自分自身を振り返る事、その勇気を持ち行動に移す事しか自分をアップデートするすべは無いのだ。 

自分から逃げるか戦うか。 本と講習で高められるものではない。 卒後教育とはそんな自分の葛藤の中に在るものだと小生は思う。 

2012年08月25日

アナタにコーチはいますか?!

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子供の頃スポーツをしたいと思った時、学校の部活、今どきならクラブチームに入ってコーチや監督の厳しい練習をこなし、その苦しみを乗り越えながら上達していったものである。

子供の頃、学生の頃そんな経験をした人間は、スポーツが上手くなるとはそんなものだと理解している。

しかし子供の頃に全くスポーツをしていない、もしくは遊び程度に楽しくしかやっていない者にとっては全く理解出来ず、むしろ厳しく辛くなどトラウマになるだけで全く無意味だとまで言う者まで居る。

まぁ考えは個人の自由だが、辛くなくて上達できるのであれば誰でもそうしたいものである。

何処まで上達したいのか? 全く上達したくないのであれば自分勝手、風の吹くまま気の向くままで良いが、ある程度効果や結果を出したいのであれば話しは180度変わる。 まず他人から指導を受けると言う事を理解せねばならぬ。

スポーツの指導を正しいフォームを教えてくれる人、競技に必要な筋トレを教えてくれる人と勘違いをしてはいないか? これは選手側だけの話しでは無く、コーチ・指導者側にも言える事だ。 そんな事が指導であれば本とビデオで充分である。 特に、自分は楽しく走れれば良いから、特にそんな事関係無いと言う大人、このスポーツや健康に対する意識が高まらなければ、真のスポーツの底上げ、此れからの時代を担う子供たちの世代、その彼らを取り巻く環境は決して変わらないのだ。

オリンピック期間だけ、ワールドカップの期間だけテレビの情報で一喜一憂、メダルがどうのこうの、にわかスポーツ応援者が増えるが、期間が過ぎてしまえば自分勝手に楽しく走ってハイ万歳。  一人一人の意識が高まらねばレベルも質も上がらないのだ。

小生の院には屋号の関係もあり、小学生から年配者まで数多くのスポーツ愛好家が訪れる。 その大半が整形や街の接骨院で治らずやって来る。 その自分の症状と身体に不満と不安を抱えてやって来る。 根本的に何かが大きく違うのではと、薄々気が付いてやって来る。

痛いとこだけ、痛い時だけの治療やケアが根本的な問題を解決しない事を理解させる。 ちょこっとトレーニングして速く上手くなる事は無い。 壊れた時だけ持って来たって電気屋じゃないのだ。

正しく、此れからの時間を導いてくれる指導者。 何事も継続。 きっと大人が一番自分に甘いのだろう...

2012年08月26日

盆明けライバル一気に加速中!

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涼しくなったら、九月になったらでイイやと、諸々のんびり考えている諸君、周りのライバルはそう考えてはいないのダヨ!!

お盆を過ぎ今週に入り、一気に求人募集の問い合わせがやって来た。 

先ず履歴書を送付させるようにしているのだが、分かりましたと言っても送って来ない奴や、面接の日取りを決めても平気でバックレる奴もいる始末。 よほどの縁が無い限りは、求人募集そのものをする気も失せる。 今回は特に指示をしなくとも、全員速達で送って来たり、必ず添付させるちょっとした課題に対しての小論も全員採用したいと思わせる良い内容ばかり。 失せた会う気も、もう暫く封印するとしよう。

求人に限らず、スポーツやダイエットももう少し涼しくなったら、仕事が落ち着いたらとよく耳にするこの時期、ライバルもおなかの脂肪も待ってはくれぬ。 ライバルは一気に加速しているのである。後れをとるな!!

2012年08月28日

毎日来院トップシーズンぎっくり腰!

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ヨーロッパでは魔女の一撃とも言われるぎっくり腰。 ガクンと腰が抜けたといってやって来る事もアリのぎっくり腰。 まるで足払いをされたと表現する患者もいた。

本当に今週がトップシーズン。 休診の昨日であっても連絡が舞い込んでくるほど。 いやはやホントにお気の毒である。

ここでひとつ、腰痛治療に関しての根拠、エビデンスがどれだけ有るか無いかについて。 

昨今、海外から入って来る様々な研究発表データに基づいて話しを勧めてみるが、まずコルセット。 確かどこかひとつの国はまぁまぁ有効と表記していたが、した事によって速く治ると言う事はまず無いと言う。 楽だと言うレベル。

電気治療・牽引も同じ。比較対象実験場、明確な優位さは無いと言う。 

他にも数多くあるのだが、書くときりが無いのであとひとつ。 一番シンプルで、しかも勘違いし易い事。

それはアイシング。

治りが速くなると言う事において、温めると冷やすでは、冷やした方が速く治ると言う報告が比較対象上まず無いのだ。 レッドフラッグを除外した、激しく痛みを訴えるケースの1日2日間は流石に温めず、冷やすケースもあるが、多くの場合が温める方が治癒が速い。 

ここで我々が勘違いし易いのが、打撲や捻挫、腫れを伴うような外傷と急性腰痛をゴッチャに考えてしまう事だ。 腫れに伴う血行不良が予後に非常に悪影響なのは当然。 その為の急性期アイシングは必要であるのだが、腫れも赤みも伴いもせぬのに、話しだけで決めつけるのは、問診を重要視しないでは無く、思い込みで治療をしていると言う事に繋がるのだ。

ざっくり簡単に言えば、痛みをとめるのと速く治すのと、どちらを優先するのか? たしかに電気やアイシングは除痛には効果が在る。 治療の組み立てで常に何を優先して考えるかを頭から離してはいけない。

通り一辺倒な治療には為っていないだろうか? 諸君。  慰安はイヤ~ンなんて、オヤジギャクでこの項を締めくくるのもどうかと思うが、まぁ本日はこの辺で。

2012年08月29日

出たがりな人が大好きですか!?

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緊張もするしメンドクサイし、そもそも興味も無いし、そんな時間も無いし。 

何処ぞの大学の研究者であれば、本分は研究してその結果成果を発表する事。 しかし臨床の医師は患者を治療する事が本分であり、熱意ある良い先生ほど講演会に駆け回る事は少ない。

まぁ大先生ともなればその名声を使い、世に正しい影響力を与えるのも人生において次の本分かもしれない。 だが、たかだか5年10年ちょっとやった事ぐらいで、本を書き講演会、講師をする人間に、少なくとも小生の知る範囲では真っ当な治療家は存在しない。

さも独自の様に、先駆者の様に、既に他人が持っていたものを嫌らしく脚色して声高に大勢の前に出張る人間。 その多くに共通しているのは、単なる流行りもの人間だと言う事。 ちょっとツボにはまったマイブーム人間。 そんなのに惹かれるのは子供とオバちゃんだけだ。

そのような薄っぺらい人間ほど、今どきっぽく理論やウンチクつけて、勉強できますよ、してますヨを匂わせてみたり。 そんな事も見抜けぬ消費者側・顧客側のレベルの低さも問題だ。

考えてもみてくれ。テレビ・世間で大ブームな体操やダイエット法に自分は喜んで飛びついたとしよう。 猫も杓子も大ブームの。 自分は好きで飛びついたから良いとしよう。 しかし、そんな流行り物で声高に商売している人間を、もしも自分が手塩にかけて育てた愛娘が連れてきた彼氏だとしたら、とっても信用が出来る生業だと心の底から尊敬し認める事が出来るであろうか。


時として人前に出る事も当然必要だろう。 しかし自分の本分を見失ってはならぬ。 人間として社会人として男として、その本分を見失うような人生を歩んでいる人間を尊敬も出来ぬし、自らもそうで在ってはならぬと心に誓う。

2012年08月30日

走って漕いで膝痛、腸脛靭帯炎。

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春以降、やたらと多い腸脛靭帯炎。 なんかブームなんスッかねぇ~、 ってそんな訳ねぇーか。

そもそもどっかの医者か治療家が勝手に病名つけただけ。 子供の成長期に勝手に付けるオスグッドもテキトー以外の何物でも無い。 年配の女性を何でもかんでも更年期のせいにするようなもの。 原因を正しく精査する気が無い、そんな診断もガッツリヤル気の無い所に行く患者が悪い。 と、言いたいが普段はガマンしてる。

ランニング好きの30代兄ちゃんが多いが、上は60代、下は小学生が腸脛靭帯炎でやってきた。 何故来たと過去形かというと、自慢じゃないが全員完全完璧に100%規定提案期間で完治したからである。 まぁ、自慢。  ってか、金もらってんだから当然である。

さてその腸脛靭帯炎。 フォームが悪いからとか歪んでるからとか筋が張っているからだとか言って治療しているようでは問題外。 筋力不足などと言うようなら、今すぐ荷物まとめて逃げ出した方が良い。

例えばランニング中に大腿部や下腿部の筋がどのように活動しているのかを、表面筋電計測、筋力計測、mfMRIなどを用いて測定したとする。 たしかにランニング中にどの筋肉が使われているかどうかは確認出来る。 しかしここまでは体育学・運動学的研究の話し。 これが医療・治療ともなれば何に対してどのようにどのくらい使われていたかを考えねば意味が無い。 そもそも医学とは比較対象実験の上に成り立っているのものなのだ。

ランニングの筋活動では外側広筋、ハムストリングス、その他、大腿部・下腿部の筋は活動している。 しかしその筋活動をレベルと他の運動、例えば自転車のペダル運動と比較すると、また全く違う答えが見えてくる。 

レベルで考えてみると活動は外側広筋のそれより、長内転筋のそれの方が高い。 言いかえれば内転筋群の活動が低いせいで外側部に負担がかかっているケースもある。 ハムに至っては、ランニングの倍以上、ペダル動作で筋活動が高いのだ。 

こんなデータを羅列していたらキリが無いのだが、痛いトコが悪いトコ。 押して揉んで痛いから悪いトコ的な治療では、たとえ今楽になったとしても今後永遠に繰り返し、問題は一生涯解決しないのである。

患者も治す側も、治療を変えるのでは無く、取り組み方を変えるのだ。  難しいかな? いや、小生はそんなに難しいとは思わんのだが。


2012年08月31日

足が太いアナタへ。

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ウエスト周りに次いで、細くしたいと相談が多いのが足。 ふくらはぎだったり内モモだったり。

昨日の筋活動でも少し触れたが、どの運動が主にどの筋肉を使って動いているものなのか、どの運動に比べてこの運動の方がこの筋に効果的なのかを考えねばならない。 当然これはシェイプアップに限らず、治療や競技成績向上にも同じ事が言える。

例えばRunとBike。此れも昨日少々触れたが、ランニングでは確かに腿の裏側、ハムストリングスの筋活動は大腿直筋の筋活動より高いが、自転車運動のそれと比較すると比率はBikeの方が圧倒的に高い。 逆にBikeでは下腿部の筋活動は非常に低く、ランニングでは下腿部を多く使っている事にも繋がる。 大腿部で言えば長内転筋も同じ事が言える。

痩せるつもりで始めたランニングが、良く言えば鍛える事に、悪く言えば足を太くしている結果になっている事もある。 何にでも言える事だが、とり憑かれたように同じ事を執拗に繰り返したりせず、ある程度多種多様、多角的に物事を取り組まねばならぬ。 

ランニングのフォームはロング、スプリントともこの数年でその研究は大きく進歩した。 ロングではより省エネな筋活動が必要となり、日本のトップ選手と世界頂点の選手とでは使う筋活動に違いが在る事も分かってきている。 特にその筋活動に下腿より大腿後面や腸腰筋群に注目が集まっている。

現在の世界記録上位を占めるケニアの選手は、インドアトレーニングでトレッドミル以外にショートサイクルマシーンで回転運動をまじえたラン系下肢運動も取り入れている。 此れは通常の走る以上にハム等、下腿意外の筋活動を促していると捉えられる。

数年前に既存患者向けに3か月10kgダイエットを一斉に組んだ事が在る。 その時もウチの2階ラボにあるショートサイクルマシーンを推奨した。 通常の自転車よりもランニングよりも、筋活動の効率が非常に良いのである。

確かに屋外で運動する事は気持ち良い。 しかし効率よく効果的に成果を出すのであれば少し知恵と努力をしなければならない。 好き勝手やっていては、何事も成果は出ないと言う事だ。  ショートサイクルマシーン、お勧めである。

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