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血管新生、治癒促進。

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公私ともにスポーツ一辺倒だった20代。 幸いにも自分自身は大きな障害に悩まされはしなかったが、周りには数えくれないぐらい多くのスポーツ障害で悩む人間がいた。

現在ほど様々な研究が進んでいない当時であっても、多くの障害は動作改善、トレーニングやコーチングで改善された。 外科的な処置を必要な障害の場合は、極稀にそれらが疎かにされるケースもあったが。

問題だったのが傷害。 いわゆる怪我だ。 この数日、組織再生について少々触れているが、事此れを血管に絞って考えてみたらどうだろう。 

本来は血管外科が専門分野な話しなのだが、組織の発育発達とも非常に密接な関係にある学問であるがゆえに、自分自身20代の勉強テーマに血管新生があった。

学術的な事は博士でも無い小生では説明しきれないので割愛させていただくが、血管新生に関与する因子をきちんと正確に理解している必要はある。 小生の様な専科でも、日常的に臨床で直面する事に意外にも多く診察上必要となる知識でもある。

そのひとつに血管再生とプロスタサイクリン(PLG)との関係が在る。 血管拡張物質であるプロスタグランジン(PGs)が大きな血流改善効果を生み、組織再生にも重要となるのだが、炎症期にはこの反応が裏目にて熱や腫れ、痛みを伴ってしまう。 普段何気なく我々が使っている塗り薬の多くは、このプロスタグランジンの活性を抑えるものが多くある。 つまり治そうと思って貼って、縫っているその薬が逆に治りを悪くしているなどと言う事は、意外にも日常多く直面する事なのである。

治らないと考えるのでは無く、何かが治るのを邪魔しているのではないかと言う目線も持たなければならない。 簡単な様な事だが、非常に難しい事でもある。 ここでも頭は柔らかくせねばと思う。

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