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ラーメンと治療。

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何故かラーメン好きとレッテルを貼られている小生。 たしかに嫌いではないが、なにせ毎晩帰宅が23時近くともなると、やってる店が極一部に偏ってきてしまう結果。 現実、週に2~3は食ってる。 コリャ幾ら運動したって痩せんわな。

そんなこんなで話しはラーメン。 日本人は何故こんなにもラーメン好きなのだろう。 知人にもラーメン屋を生業としている者も居るが、話しを聞くとなかなか奥が深い。  しかし客と云うのは所詮素人。 その素人がマズイと言ったらそれで終わり。 他人の事は言えんが、飲食は恐ろしい職業である。 

ではナゼ客はラーメンを好み、様々な店を渡り歩くのであろう?! そもそもいったいラーメンに何を求めているのであろうか。

小生の仕事を例にとると、患者は皆治して欲しい、痛みが取れればそれで良いと言ってやって来る。 たしかにそれはそうだ。 しかし、例えば専業主婦の患者は日常生活で痛みを感じなくなれば治ったと言うが、パートに出ている患者は、家では痛くないが仕事で痛い、それが治らないと治ったと言わないし、更にコレがテニスをしている患者なら、日常やパートでは痛くないがテニスをするとまだ痛い、それが治らないと治ったと言わんし、プロのスポーツ選手であれば150球、150km/hで投げると痛い、それが治らなければ治ったとは絶対言わない。 当然と言えば当然の事なのであるが、皆それぞれ治ったと言うところが違うのである。

だが多くの患者、小生自身で在っても自分の治ったがどこなのか、考えた事などは通常無い。 当事者の患者、本人自身が考えていなのだから、その分コチラがその素人の分まで、脳の一部となって考えて治療にあたらなければならないのである。

話しはラーメンに戻るが、当然食事の選択肢はラーメン以外に幾らでもある。 だが何故ラーメン好きは何件ものラーメン屋に、そば好きはそば屋、パン好きはパン屋を渡り歩くのだろう? 豪華なてんぷらがのっているそば屋が誰にでも好まれ、一番繁盛している訳でも無いし、ネタが大きければ必ず旨い寿司屋と言う訳でも無い。 客はそれぞれの店の微妙な違い、その違いを生んでいる店主のかける意気込みを確かめ、理解できる事に喜びを感じ、感性の合うところに幾度となく足を運ぶのであろう。

小生はラーメンも飲食もよくわからんが、得てして客と言う者は上っ面な値段や見てくれでウンチクをいう。 しかし言っている本人ですら、自分が自分で求めている物を根本的に分かっていないもの。 きっとその目に見えない、形の無いものを誰よりも理解し提供できる者が多くの客の支持を得る事が出来、きっと繁盛するのであろう。


う~ん、小生もその道を極めるには程遠い様である...

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