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筋肉けいれん、つっぱり、アルコール依存。

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昨日のニュースで、『バクロフェン、アルコール依存症に効果』というモノがあった。

このバクロフェンという薬、非常に昔からある薬(約50年ほど前)で、てんかんやけいれん、少々専門的に言えば痙縮(けいしゅく)、痙性麻痺、抑制性伝達物質のγ―アミノ酪酸(GABA)の誘導体で、代表的な中枢性筋弛緩薬である。  年に何例も患者との診察の中で出てくる薬である。

しかし、少々厄介なのが小生も専門外的な分野なので毎回頭を悩ますのが、この薬の適応疾患。 痙性麻痺によく処方され、脊髄炎・脊髄症、スモン、脳卒中後遺症、椎間板ヘルニア、腰痛症等は適応外という理論なのだが、これが文献だけならまだしも、医師の処方、適応にも微妙に異なりがあるのだ。 特に脳卒中後遺症に関してはまちまちであり、うちでも過去数名いた。  脳血管関門の通過に関しても困難なのか容易なのか、良く分からない。 

しかし、脳・脊髄が原因(脊髄損傷、脊髄小脳変性症、脳性麻痺、頭部外傷、脳卒中等)で生じる筋の異常な緊張、筋肉が硬くなったり、こわばる痙縮に一定の効果があるのは事実である。 

一部専門資料を引用するが、痙縮のため普通に筋肉を伸ばすことができず、運動が障害されたり、長い期間続くと縮んで固まってしまうことがあり、わずかな筋肉の刺激に反応して、筋肉が収縮してしまうようになってしまう。 つっぱり感や痛みを感じるようにもなってしまう。 また程度が進むと持続性のこむら返りや貧乏揺すりのような動き(クローヌスといいます)が出てくることもある。 足の痙性が増してくると、尖足(せんそく)という、常につま先立ちしているような状態で足首の関節が固まってしまうようにもなってしまう。 痙性が続くと終いには関節が固まってきてしまい、「拘縮」となってしまう。

先日、侵害受容性・神経障害性の話しを書いたが、ここもまた痙縮というものの理解に思考・発想転換の必要性が大きく求められているのである。 先日もある理学療法士と整形外科医との話しで、この痙縮の部分で難しいものを大きく感じた。 この部分の思考に関しては、今ある理論勉強の上での思考と、今無い事が当り前で業務を行う商社的思考の経験には大きく感謝している。

欧米では髄腔内での多シナプス反射抑制に非常に注目している。 昨日に続き何故かカカイロプラクティック称賛的な話しに多少なるが、脊髄を最大に重要視するテクニックなカイロが大きな効果を出す事例が報告されているのも、まんざらタマタマでは無いのであろう。 初志貫徹である。

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