« 救えないと思う時 | メイン | かけっこジョギングランニング簡易動作解析 »

スポーツ専門治療院の在り方。

120323a.jpg

昨日も新規の患者さんに 「先生のご専門は何ですか?」 と質問された。 

この数年、そう聞かれた時は 「専門は運動療法です」 と答えている。 分かり易い様な分かり難いような。 要は “今より動ける、歩けるようにするのが専門” 。 痛みが取れさえすれば良いは、ウチの専門外であるし、ペインクリニック等、他科を訪れた方が良いであろう。

ここで大きな間違えが、 “痛みさえ無くなれば、すぐにでも以前のように動ける、走れる” と考えてしまう事だ。 一般人であれスポーツ選手であれ、たとえ痛みが取れたとしても、また必ず同部位、もしくは他の部位かもしれないが怪我や障害を高確率で発生させてしまうのだ。

初期原因が外傷・傷害であるのなら、転倒・落下、打撲しなければ当然再発は無い。 しかし発症原因が前述のようなケースで無い場合、その原因は自分自身の中に存在している。 当然、原因や重篤度合いにもよるが、その筋骨格系疾患による運動器慢性疼痛を可能な限り解決するのが我々の治療である。

訪れてくる大抵のスポーツ愛好家の患者が、発症から既に数カ月経過している事が多い。 全力を尽くすが改善にも短くて3か月、通常は10ヶ月前後はかかるであろう。 スポーツ選手におけるACL手術後の再断裂の確率が高い事を知っているドクターであれば、治癒・復帰・予防のプロトコルを混同したりは決してしない。 屋号も変え、運動療法に専念したこの数年、訪れてくる患者の復帰後コンディションは、患部、他部位も含め極めて良好である。
 

ココは治ったけど、今度はコッチ。 まだまだ治っていないのである。

asao_logo.png
↑ メインサイトもご覧下さい!