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筋骨格系疾患の考え方

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運動器慢性疼痛と言うと難しくなるが、運動器の痛みの原因を分けて考える。

侵害受容性疼痛であるか、神経障害性疼痛であるのか。

運動器慢性疼痛の代表的なものであれば、変形性関節症(osteoarthritis:OA)であろう。 しかしこの辺の治療ガイドラインに欧米と日本ではかなり差があるそうだ。

ここで侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛の定義を、資料からの抜粋ではあるが一部書いてみると、前者は「侵害受容器が活性化することによって引き起こされる疼痛」であり、後者の神経障害性疼痛は「体性感覚系に対する損傷や疾患の直接的結果として生じている疼痛」と国際疼痛学会で定義されているらしい。

もう少し例をあげるとすると、外傷や炎症、関節症、骨折などが侵害受容性で、絞扼性神経障害や神経損傷が神経障害性という事になる。 混在性疼痛もあるが、症状が変われば当然治療・投薬も全然違ってくる。 投与できぬ我々の仕事であっても、身体に訴えかける効果もまるで違ってくるのである。

該当診療科目の医師と連携して資料を推し進めなければ、長患いの疼痛は解決には辿り着かぬのだ。 時間は多少かかるが、焦らぬ決めつけず、多角的な広い視野で治療に取り組めば、必ず自ずと良くなる。 自分で自分の事を難しく考えぬ事だ。

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