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野球肘の変化球禁止は大間違い。

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昔からよく聞く、“少年野球は変化球禁止”という話し。  何故禁止なのかは、野球をしない者であっても容易に想像が付くであろう。

骨が成長期にある少年期に、変化球を投げると肘に負担がかかると言う話し。 たしかに間違いとは言わないが、それはあくまでも現場での経験値的な物が根拠。 昨今、多くの先生達が様々なスポーツの研究をされており、その中の一つで野球の投球でストレート、カーブ、チェンジアップの3つの球種でどれが最も肩・肘への負担が大きいか小さいかを実験、研究したデータがあった。 驚くべき事にその3種の中で最もストレスが大きいのはストレートであった。 逆に最もストレスが少なかったのは当然ながらチェンジアップ。 

今後一切ストレートを投げるな!とはいかないが、今後科学的に対処法を熟考し無ければならない。

そもそも書くと長くなるが、従来子供の野球肘は内側野球肘で炎症、大人の野球肘は肘内側側副靱帯損傷、離断性軟骨骨炎、肘頭疲労骨折と分類されてきたが、此れすらも昨今は様々な検査でどうも違うぞ!?となっている。

野球肘を一次的、二次的と予防法をしっかり分け、 正しい早期発見早期治療の二次、球種だけでは無く投球数制限等、各種コンディショニングによる発症予防取り組みの一次とを、今一度考え直さなければならない時期となっているのである。 微力ながら小生もその取り組みに力を貸せたらと思う。

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2012年03月13日 08:50に投稿されたエントリーのページです。

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